情報戦に俺は勝つ
コロシアムで戦う今回のような場合、情報がものを言う。
相手の攻撃のパターン、性格、能力等。
もしかしたら対策が必要な場合があるかもしれない。
例えば物理攻撃が無効な場合。
俺は他のもので対策するしかない。
その他のものを作らなければいけない。
そしてその対策のしかたを打ち出すために必要なのは相手の情報。
これを得られずして何が最強の称号か。
俺の戦いを見た奴もいるようだし、な。
いつもならここに一番困るわけだが…俺はあのおっさんのお陰でナイフが時空もこえることができーる。
というか切り裂いて無理矢理だけど。
そして、俺のナイフには俺の意識が入っている。
もう分かるよね?
時空をこえて、相手の戦術を見よう作戦!
イェ~~~イ!
はい。
すごい恥ずかしい。
不審者を見る目で見てくる奴いるし。
ちょっと外に出すぎたな。
さて、それはさておき、見てくるか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
見てきた。
強い奴ばっかりだな。
あ、なんかいまだに良くわかんないのもいたけど。
だが、おっさんと会えたお陰で俺は強くなった。
ナイフを作る早さもいつもの数千…いやもっと早い。
負ける気がしねえ。
絶望的な相手がいない。
これは…勝った!
いける!
いけるぞ優勝!
このトーナメント、情報戦も実際の戦闘も最強なのは俺だ!!!
お前ら見とけよ!!!
ここまで言ったし一回戦で負けたら泣くと決めた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます