情報戦に俺は勝つ

コロシアムで戦う今回のような場合、情報がものを言う。

相手の攻撃のパターン、性格、能力等。

もしかしたら対策が必要な場合があるかもしれない。

例えば物理攻撃が無効な場合。

俺は他のもので対策するしかない。

その他のものを作らなければいけない。

そしてその対策のしかたを打ち出すために必要なのは相手の情報。

これを得られずして何が最強の称号か。

俺の戦いを見た奴もいるようだし、な。

いつもならここに一番困るわけだが…俺はあのおっさんのお陰でナイフが時空もこえることができーる。

というか切り裂いて無理矢理だけど。

そして、俺のナイフには俺の意識が入っている。

もう分かるよね?

時空をこえて、相手の戦術を見よう作戦!

イェ~~~イ!

はい。

すごい恥ずかしい。

不審者を見る目で見てくる奴いるし。

ちょっと外に出すぎたな。

さて、それはさておき、見てくるか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

見てきた。

強い奴ばっかりだな。

あ、なんかいまだに良くわかんないのもいたけど。

だが、おっさんと会えたお陰で俺は強くなった。

ナイフを作る早さもいつもの数千…いやもっと早い。

負ける気がしねえ。

絶望的な相手がいない。

これは…勝った!

いける!

いけるぞ優勝!

このトーナメント、情報戦も実際の戦闘も最強なのは俺だ!!!

お前ら見とけよ!!!



















































ここまで言ったし一回戦で負けたら泣くと決めた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る