とんがりこーん

こーんを放り投げた

空まで飛んで行った

すごく速くて100マイルを超えた

憂鬱にかまけて

空から花火が降ってくるのを

見ていた時の記憶を思い出す

とんがりこーん……

いつだってお前のことを忘れたことはない

君よ

ブラウン管のテレビで古い映画を見たことがあったね

僕は今でも覚えている

僕は空まで花火を打ち上げたように

それはつまり永遠と時間

僕は青い光を見ていた

そしてそれは素早く遠くへ飛んでいく

何もかも

重力が反転してしまったのだ……

そう

それはつまり

さあ

僕の声を聴いてくれ

君にしかできないことなんだよ

そんなこんなで時間は過ぎていく

そしてその中にいろいろな時間があった

そんな時間のことを僕は見ている

流れ星

星座

血液型

どれもこれもしっくりこない

いつだったか

忘れていた思い出をふいに思い出した

僕は夢の中を泳いでいる

長い旅だ

もし生涯に大した意味がなくても

僕はそこで待っているだろう

さあ

好きなことをするといいよ

いろいろな悩み事は

きっと世界が抱いてくれるに違いない



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