【第4話】自己紹介


「初めは俺からだ!俺は、神だ!」


なんだか部屋が急に寒くなった気がする。


「名前のことだ!俺の名前は、神雫かみだ 御影神みかげだ!」


「次は私の番ですね。名前は東雲しののめ 玲奈れな。とあるご自宅でメイドをしております。」


本物のメイドさんは初めて見た気がする。


「このゲーム中、仲間である皆様の事はお守りさせて頂きます。」


とても心強い。僕も負けていられないな…。


「次はお姉さんの番ね。私の名前は今宮いまみや 麻理まりよ。いつでも頼ってね!」


「では次は私が。名前は城園寺じょうえんじ 恭也きょうやです。何か困った時はいつでも相談してくださいね。」


この二人は困った時に頼れそうだ。


「あっ、私の番ですね。えっと…、初めまして。名前は森宮もりみや しおりです。私、声も小さいし、全然役に立たなくて、皆さんにご迷惑かけてしまうと思います…。」


「全然迷惑かけても大丈夫だからね。」

「難しいことは私達にお任せください。森宮さんは、自分の出来ることをすれば良いのですよ。」


今宮と城園寺が栞を励ました。


「ありがとうございます…。私、がんばります!」

栞に笑顔が戻った。


最後は僕の番だ。

「僕の名前は、葉隠はがくれ まことです。絶対に皆でここから脱出しましょう!」


皆がうなずいた。


「よーし、全員自己紹介が終わったことだし、もう1つのチームを探しに行こうぜ!」

神雫が言った。


「そうですね。でも、万が一の事を考えてとりあえず3人で行った方が良いでしょう」

城園寺が考えながら言った。

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