第3話 哀れな俺氏

 ........はっ!


 起きたら俺は制服のまま床に寝そべっていた。

時計は9月1日の4時45分を示している。

 昨日リセマラしまくって、結局1番欲しいのを当てれたが

その嬉しさのあまりそのまま寝てしまったようだ。

睡眠時間は....ざっと2時間半ってとこか。

まあ学校で7時間くらい寝てきたからいいか。


 俺はいつも通り朝の支度をして学校に向かった。



 ....................帰宅。


 今日もたっぷり寝られたな。

これでたっぷりゲームをする体力を確保できた。

 それでは神聖なる賢者タイムといきま.....?


 .....あれ?おかしいぞ。確かポケットに入れといたはず.....。


 まさか......。


 そんな..はずは...。


 まじか.....。


 あぁ.....。


 ハイオワタ俺氏ワロス。


 ......。


 首でもつろうか。


 ......。


 ......。


 ......。


 ......。


 俺氏ワロス。


 ......。


 ......。


 ......。


 やり直せるならやり直したい......。


................................................。


俺氏の頭の中は真っ白になった!




 ――――気がつくと俺はベッドの上にいた。

時計はまた9月1日の4時45分を示している。


 まただ....。

 時間が戻った....。


 なんなんだこれは。全くわけがわからない。



 

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