お姉ちゃんの設計図的な何か
お姉ちゃんがどういう存在なのか分かりにくい、みたいな意見がありましたのでキャラ設定の時に七篠が何を考えて作り上げたかをメモしておきます。もし守護霊の気配と存在を察して考察、みたいな戦いを描きたい方いらっしゃいましたらここを見て頂くと一助となるかと思います。
(七篠が勉強した数学をもとにはしているものの誤解釈等あるかもしれません)
1:自己言及のパラドックス(自分自身に言及する場合矛盾が生じる場合がる)
2:自己言及のパラドックスの単純な回避方法は『階層』を設け、一つ以上下位の階層にしか言及しないこと。(下位階層にしか言及できないし上位階層には干渉が全くできない)
3:1によりお姉ちゃんは(現実改変能力を以てしても)自分自身を改変できない『はずだった』(自分自身を書き換える場合、『今書き換えているのは誰か』という問題が発生する)
4:お姉ちゃんは2を応用し『今書き換えている『自分』は書き換えられている『自分』より一つ上の階層にいる』と定義することで3の問題を回避
5:これによりお姉ちゃんの階層はn=n+1を満たす数でなければならない
6:そんな数は∞しか存在しない→お姉ちゃんは無限階層の存在になった
7:2の法則により(∞を上回る数は存在しないため)お姉ちゃんはなんだかよく分からない手の付けられないナニかになった
超絶意訳:現実にチートが使えるお姉ちゃんでしたが、チートを使う自分自身をチートの対象にはできません。何故なら自分自身だから。じゃあどうするか。自分という『キャラクター』にチートを使うという風に考えましょう。しかし結局チートを使う自分『自身』がさらに一個『現実というゲームの外側』にできるだけです。よって無限ループが発生し無限回『外側』まで行っちゃいましたとさ。
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