第130話漂流者
目の前の流木にしがみつく。
流され流され、ここは何処だか分からない。
とりあえず、水は湖であるため困らない。
強靭的な胃袋があるため少々の事では大丈夫なのだ。腹が減っては、しがみつく流木を少し囓る。泳げないので流木を全て腹に納め、湖の底に沈むのが先か陸地にたどり着くのが先か、生死の狭間であったが、本人はいたって呑気に漂流を楽しんでいた。
明日は美味しいもの食べたいゴブなぁ。
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