応援コメント

第31話」への応援コメント

  • お久し振りです(^^)

    唐突ですが、丁寧に積み重ねられた見事な急展開に、心を掴まれました。いや、奪われたのかも。浩樹の世界が崩壊していく、そしてその原因の一端が藤咲である、ということに、頭を強打されたかのような衝撃を受けました。

    個人的には、こういう『感情の衝撃的発露がある』という点で、作品の方向性としては、新海誠監督のヴィジョンよりも好みです。
    まあ、僕が何かを書くと、登場人物がすぐに銃ぶっ放したり、殴り合いを始めたりするので、技巧的には足元にも及びませんが(^^;

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    読んで頂いて、心に何か引っ掛かったものがあるなら、何よりです(^_^)

    感情の発露には、それまでの「溜め」をいかに丁寧に描くか、が重要だと考えています。

    例えば、家族や恋人を殺された主人公が仇に銃口を向ける、というシーンがあるとします。

    ここで単に「恨みを晴らすべく主人公は銃を構えた」というだけでは、せいぜい読者の理解を得る、という程度で終わってしまいます。

    読者が主人公に共感し、感情移入し、そしてカタルシスを得てもらうには、それ以前に、殺された人物が主人公にとってどれだけ大切な人であったか、彼/彼女との思い出がいかに輝いていたか、喪ってからの悲しみ、苦しみ、そして恨み、などの、爆発するまでの「溜め」となる心理描写をきちんと描くことで、上記のシーンが最高潮に盛り上がり、読者を惹き付けることが出切るのだろうと思うのです。

    長々と失礼しました&更新が滞っていて申し訳ないですm(__)m

    ラストまでの筋道はだいたい出来上がっていて、あとは落とし込みだけなのですが、なかなか時間が……グホッ(血