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侍女殿は善き主人を持っているようだ。フフ、懐かしいな… 騎士団を率いる長として、親愛なる陛下に忠誠を誓っていたあの頃が。
同じ、主に仕えていた者として忠告しておこう―――――主人の期待以上の結果を掴もうとするのも良いが、"出過ぎた真似"だけはするな。貴殿はあくまで配下、言わば主の手足だ。自らの手足が、自らの思った通りに動かなければ、それは不快感に直結することもある。
精々、気をつけるといい。
部外者である余にはこの程度しか言えることは無いが… 貴殿の主ならば、心配は有るまいな。(ダリア)
アイちゃんとダリアにどこか繋がるものを感じたので書かせていただきました(笑)
二人の思考を読んでみて、お互いに相思相愛で微笑ましい限りですw
作者からの返信
アイ「ご忠告誠にいたみいります。しかし、真のメイドであるならば、たとえご主人様の勘気をこうむろうとも、ご主人様のためになることを為すべきかと愚考いたします。ですが、ご自身の経験をもとにされたご忠告をいただけたことには深く感謝いたします。あなた様はわたくしでは及びもつかない力をお持ちのご様子ですが、試合となれば及ばずながら全身全霊をもって挑ませていただきたく存じます。よろしくお願いいたします」
ステキなコメントありがとうございました。確かに相思相愛なんですけど、ご主人様の期待する愛とアイちゃんがご主人様に対して抱いている愛が微妙にズレてたりするんですよね(笑)。
忠臣とそれに懸想する主……古くから連綿と続く王道の美しき人間関係をこう翻訳為されますか。感服いたしました。
そして、その認識のすれ違いもまた見事。勘違いこそはコメディの基本にして奥義、というどこかで聞くか読むかした言葉を思い出させられました。
ところでこういう愛に満ち溢れた人が相手ならぜひ使いたい負け台詞がうちの子のストックにあってですね……(わくわく)
作者からの返信
もともと、何でも言うこときいてくれるけど、一番やって欲しいことは本来業務外でやってくれない、というオチで書き始めたんですよ。
思ったより動いてくれて続き読みたいというご要望いただいてしまったんで「勘違い」路線で続き書こうかなとか思ってたり(笑)。
もし対戦することになったら、よろしくお願いしますね!
そういえば、(*ノ▽ノ)。
らぶらぶなの?どっちなの?的な、回、意味が重いけど、いい話だったな。
作者からの返信
ご主人様はアイちゃんにぞっこんなのですが、アイちゃんにとってはあくまで「ご主人様」なんですよね。誰より、何より大切ではあっても。