笹山姉妹と再び会えましたね。

いやぁ、複雑骨折した心を良くもまあ丁寧に紡ぐことができますね。
微笑みと涙と感嘆の声がそして素晴らしい作品ですね、と沸々と湧いてきます。
淀川長治さんでしたか。凄いですね、凄いですね、と。

このような愛情こもった言葉はなかなか描けませんね。


＞「まどかちゃんは、諦めなかった。だから自分の未来をまた、歩むことが出来るようになったのよ。光一、貴方はどうするの？　立ち止まるにはもう十分じゃないの？　いつまで引きずってるの……。あなたも、もう……。見えかけた光に向かいなさい。
それが私の願い……。愛してた光一。ううん、今も愛してる。ずっと、ずっとあなたの事を……愛している」

作家と言われる人は、人生のほんの一コマを切り取って凄い言葉を紡げる人なんですね。

＞「彼女のこの新しい心臓を、君自身の手で確かめてほしんだ。彼女がまたこちらに戻ってこれるように」

＞「田辺先生、彼女がここまで頑張れたのは、君たちのおかげだよ」
執刀医が言う。

＞「彼女は諦めなかった。だから今がある……」

この作品の最大のハイライト。常識を越える奇跡と運命。さあ、心臓移植手術だ。まどかちゃん、成功するのだったね。

まゆみの遭遇した事故がここにあったんですね。見落としていました。

すい臓がんと妊娠ですか。見落としていましたね。読み直して良かった。

最も痛ましいシーンですね。作者は外科医としか考えられない。

患者である白井由紀子と秋島まどかの物語りがこれから始まるのですね。救命医の石見下まゆみが残したノートの中味は？　律子と田辺光一の仲は予想どうりに進展するのか、秋島まどかも割り込んでくるのでしょうね。調子が出て来ましたね。

まゆみの残したノートの中味が気になる。まどかちゃんの新しい心臓のドナーは誰なのかも気になる。謎が増えると話の先が楽しみになるものですね。

やりましたね。移植もストーリーも。

凄いね！　医者顔負け。頑張り過ぎて、ご自分が倒れないようにね。

屋上の自殺少女の続きの話だが、この話の続きが凄く気になります。
思いつきで書いたかもしれないけど、話を纏めればかなり纏まった作品になると思います。