幕間・お布団は神

「ひゃっはあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シャバの朝だああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


山の間にアルの叫びがこだまする。

…読者の皆様、見づらくてすみません。

あと…うるせええええええええ!

俺は寝不足なんだよ!お前のせいでな!結局寝たの深夜だし!

と深夜のテンションでツッコむと、

「うるせえこっちもじゃあああああああ!!!!!!!!!」

という返事が返ってきた。そのあと、

「ちくしょおおおおおおおおお!!!!!!期待してたのにいいいいいい!!!!僕だけ勇気出してバカみたいじゃないかああああああ!!!!!!!!」

と叫ぶ声が聞こえてくる。何を期待してたんだ…?うまいメシか?


目が痛いので鏡を見るとハニーに刺されたみたいにぷっくりと腫れていた。

目が!目があああああああ!

というお約束は置いといて、

「やべえな、これじゃ出発できねえぞ…。」

出来る限り目立ちたくないのでな。仕方ない、出発は明日にするか?

とりあえずアルに聞いて、それから決めよう。

「なあ、アル、相談が――――


「ぐごー。すぴー。」


――――あった、んだが。もうなくなった。」

寝てやがった。

人が起きて出発するかもしんないからっつって準備してる間に。

よく見ると、ベットのシーツが予備のものに代えられている。

こいつさては最初から寝る気だったな?

幸せそうによだれたらしやがって。憎たらしい。

俺は少し考え、決める。

「こうなったら――――」

さてと。

「――――俺も寝よう。」

俺はアルの隣にダイヴィングした。



―――――はあああああ、お布団幸せええええええ。あったかいいいい。 

「ぐごー。」


まじで幸せ。

お布団イズ神。

おやすみなさーい。












「もおおファストはなんで入ってくるのさああああ!?逆据え膳かああああああああああ!???」

昼頃、目覚めたアルの魂の叫びが山全体に響き渡った。

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