第3話 エイトトツゲキ

「よし、俺が様子を見てくるから、お前らはここで待ってろ」


「おにーちゃん頑張ってー!」


「父さん...あの子あんなに立派になって...」


「流石我が息子だ!!」


「君たちうるさいよッッ!!」


全く落ち着きのない家族である。しかぁし!

そんな家族を守る事こそ!長男たる俺の使命なのだッッ!!


「見ていろ!!我が勇姿ッッ!!」


そして勇猛果敢に突撃ッッッ!!!


「そろーり.....そろーり.....」


「おとーさん。あれがゆーしなの?」


「違う。あれは俗に腰抜けという」


「あら〜。へっぴり腰のクソ野郎ね〜」


「だって怖いもん!!!」


仕方ないじゃない!僕だって人間だもん!!

ゆーっくりと円盤型のUFOに近づき、そばにあった小枝でツンツンと突く。


「なんだ...別になんとも...」


《ブッシュウウウウウウウウ!!!!》


「キャーーーーーーー!!!!」(俺)


「...」(母)


「...」(父)


「おにーちゃん...」(妹)


「だって怖いもん!!!」

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庭にUFOが落ちてきたんだが。 Ponkotsu @ponkotsu0612

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