第5話 ヤリマンがうちにやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!


うーん、先輩に奢ってもらえるのは嬉しいけど、なにをお願いしようかな。

それよりもやっぱり飲みとなると、そのままの流れで「そういう」ことになるのだろうか?


「よーし!今日は飲むよー!ビール!ビール!」


先輩は買い物カゴにどかどかビールやら、黒霧やらを入れていく、僕が悩んでいることも露しらず


「ねー?一番合戦くんのうちって電子レンジある?あるなら冷凍たこやき買おうと思うんだけど。」


う、うーん。ハッ!先輩に話しかけられて、我に返った。


「あ、はい。一通りの家電はありますよ。」


そんなことより!!『コンドーム』を買うべきなのか…。


「アレはないと困っちゃうからね(ハート)」


満先輩の買い物籠はおつまみとお酒で溢れ、すごいことになっていた。


「あ、先輩、持ちますよ。」


先輩の腕がプルプルと痙攣していることに気づいた、同時に先輩の巨乳もブルブルと揺れている

僕は急いで籠を持った。


「あっ!」


バターン!先輩が勢い余って僕にぶつかってきた。

むにゅ!先輩のおっぱいが顔に当たる。


「せ、先輩!ごめんなさい!これは、その!」


「だ、大丈夫、大丈夫!私こそごめんね!」


「それじゃあ、お会計と行こうじゃないか!」


倒れてバラバラになってしまった商品を拾い直し、レジに持って行った。

僕も出しますよ!という僕にいいからいいからと、先輩はお会計を済ました。


『コンドーム』を買う隙はなく、そのままお会計は済んでコンビニを出ることとなった。

このままじゃ、童貞卒業ならずか!?生でしちゃったら、子供できちゃうぞ〜!

お会計を済まし、セブンイレブンを出ると雪は止んでいた。


いつものアパートに戻ってきた。


「おじゃましまーす!」


わー、広い!と、盛り上がってる先輩。


「あ、先輩。上着これにかけてください。」


「あ、ありがと!」


満先輩がコートを脱ぐと、あまりの巨乳にセーターが

大変なことになっており、夕張メロン並に大きいおっぱいがたわわに実っていた。


「一番合戦くんのうちってめっちゃゲームがあるんだね! あ、このゲームとか昔持ってた!」


先輩は3DSの「とびだせ!どうぶつのもり」のパッケージを見ている。

先輩は僕のうちのゲーム棚を見て、興奮しているようだ。


僕のうちにはレトロゲームから最新ハード、PCゲームなどあらゆるゲーム関連のものが揃っていた。

生前ゲーム好きだった父親から受け継いだ趣味でゲームは僕もかなり好きだった。


「そうですね。趣味なので色々揃えてます。あと、家族のものもいくつか。」


先輩はここにきた本来の目的を思い出したのか


「そうだったんだぁ。おっと、そうだった。それもいいけど、今日は傷心のあたしを慰めてくれるために呼んでくれたんでしょ?早速、飲もうよ〜!今夜は寝かさないぞ〜!」


満先輩は僕にやたらまわり付いてきた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る