第2話 俺がヤリマンに部屋で『誘われた』ときの話する?
満先輩は上目使いで僕を覗き込んでくる。
先輩には大きすぎる『モンハン』Tシャツの首もとの隙間から先輩の大きな胸をのぞくことができた。
Tシャツにプリントされてるアイルーが、
先輩の大きな胸でつぶされてムンクの叫びみたいになっている。
くぅ~~!!絶景だけど、僕には刺激が強すぎるぜ。
「ね?しよ?」
「す、するって何をですか?」
僕は先輩の可愛さに思わず、とぼけてしまった。
「わかるでしょ?い・つ・も・の☆
ね?祐くんじゃないとダメなの。お願い」
「あ、え〜と、いつものアレですか?」
「そう、ア・レ☆」
「ご、ごめんなさい。明日は朝からバイトですし、それに今夜は動画の収録が…。 」
僕はタジタジになりながら、しどろもどろで答えた。
「ちぇ~~~!今日もスプラの特訓に付き合ってもらおうと思ったのに~~!もういいよ~だ!…こんなにお願いしてるのにぃ。」
満先輩は ぷ~~っと、頬を膨らませて後ろを向いてしまった。
「す、すいません。じゃあ、僕はお風呂入ってきます。」
と、苦し紛れにいうと、先輩はくるりと振り返り
「あ、湯船にお湯張っておいたよ。追い炊きしておいたし。すぐ入れるよ。」
「ありがとうございます。今日暑いし、助かります。」
「あたしが入ったあとだからって、お湯とか飲んじゃだめだゾ!」
「飲むわけないじゃないですか!(汗)」
「あ!あたしももう一回、一緒に入ろうかな~。汗かいちゃったし。」
「いやいやいや!!一緒に入るのはちょっと。で、では、入ってきます。」
僕は大急ぎで風呂場に向かった。
たしかに湯船にはお湯がはってあった。
なんだかんだ、先輩の心遣いはありがたかった。
頭、身体を一通り洗い終わったあと、
僕は身体を湯船に沈めていった。
ふ~~~~。今日も一日、疲れたなぁ。。。
僕は温かいお風呂に浸かりながら
満先輩が家にやってきたときのことを思い出していた。
3話『 ヤリマンでビッチで有名な先輩を家に誘ったった』に続く
■作者より読者のみなさまへ
この物語はニコニコ静画様にて漫画でも連載しております。
漫画のほうも楽しんでいただければ、満先輩も喜んで飛び跳ねるかと思います。
○ニコニコ静画
http://seiga.nicovideo.jp/comic/28989
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