第17話図書室

アキトはドッチボールの事がまったく分かっていないので、図書館にドッチボールの事調べに行った。図書室の担当者が同じクラスの若林ひとみ、この地域ナンバーワンの才女、一度も話した事も無かった。話しづらいなと、思いながら声をかけてみた。

アキト「あの〜!」

ひとみ「なんですか?」

アキト「ドッチボールの事調べたいんですけれど、どこにありますか?」

ひとみ「あいうえお順に並んでます、その棚の上段にドッチボールの書があります。」

アキト「ありがとう!」何か年上のお姉さんと話ししてるみたいと、思った。

すると、ゆみがアキトと同じでドッチボールを調べに来た。

ゆみ「ひとみ、ドッチボールの本は?」

ひとみ、ゆっくりとアキトを指差す。

ゆみ「アキト」デカイ声で。

ひとみ、静かにして下さい。

ゆみ「誰もいないジャン!」

ひとみ「図書室のルールですから」

ゆみ、何か、ムカつく、ひとみにいっも、学校の成績に一歩届かない。だから、イジワルしたくなった!

ゆみがアキトにちかづいて。

ゆみ「アキトとアイツムカつくから、ドッチボール入れちゃえば。」

アキト「ガリ勉入れても、駄目でしょう。」

ゆみ「あと一人でしょう!手伝わないよ。」

アキト「分かったよ!」

ゆみ「かんがえがある!」

ゆまが本棚を倒そうとしたが動かない。

その時、地震が棚から本がゆみの頭に落ちてきた。

すると、ひとみがその本を素速くキャッチして、何事も無かったかのように、受付に戻っていた。

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