第4話ステータス見せあいっこ

「皆様に提案があります。」

部屋にかえって5分くらい?

あの某有名校の中の上の上の人が急に口を開いた。

「提案とは、皆でステータスをみせあおうということでふ!」

「……ふ……?」

木村が不審に思いそう呟く。

「提案とは、皆でステータスをみせあおうということです!」

なんもなかったかのように言い直しやがったぞこいつ。

「いいね♪いいね♪みせあおみせあお♪私はねーステー」

「ちょっと待って!」

頭沸いてる組組長になれそうなアイドルをやっているという夢原がステータスオープンと叫ぶ。前に普通の女子高生の…なんだっけ?

そうそう三河三河!

三河が口を開く。

三河はある意味木村より影薄いからな~一瞬名前が出てこなかった

「自分のステータスを見せるということは自分の弱点やできることすべてを見せるのよ?リスク高くない?」

「フフフ、そこそこ頭が切れるようですがまだまだ甘いですね。それこそが狙いですよ。お互い弱点やできることすべてを見せることで裏切る可能性等を減らすのですよ。」

しゃべり方がスゴ~イウザいけどなるほどな。

「それに、人のステータスを見ることによって自分はなにが高いのか。魔力か?力か?俊敏か?それを一人一人知る意味でも大事だと思いますよ?これを聞いて反論ある人いますか?」

小学校の話し合いみたいな感じになっているが、特に反論はないようだ。

「じゃあステータスオープンは提案者である自分からいきますね。ステータスオープン!」

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相沢宏樹 LV1 次のレベルまで経験値100

職業 守護者

力 41

守 215

魔力 18

魔抵 201

俊敏 8

知能 187

スキル スキルポイント0

挑発LV1

ブロンズガードLV1

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ふむ。

どうやら守り系に徹しているようだ。

スキル名もそんな感じだし。

挑発ってのが意味不明だ。

あれ?称号は?

「次は私ね」

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三河百合香 LV1 次のレベルまで経験値100

職業 炎の賢者

力 19

守 28

魔力 247

魔抵 115

俊敏 21

知能 152

スキル スキルポイント0

ファイアーボールレベル1

ファイアーアローレベル1

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ワーツヨソー。

魔力が俺の二倍以上…マジかよ。

スキルもなんか強そうだし。

いいなー。

「次は僕ですね」

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石村秋 LV1 次のレベルまで経験値100

職業 聖騎士

力 43

守 57

魔力 68

魔抵 52

俊敏 41

知能 52

スキル スキルポイント0

ホーリーソードLV1

聖なる祝福LV1

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全体的に平均的なのかね。

知能以外は。

俊敏は高いな。

「次は私ね♪」

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夢原めぐ LV1 次のレベルまで100

職業 格闘家

力 71

守 89

魔力 2

魔抵 35

俊敏 15

知能 103

スキル スキルポイント0

カウンターショットLV1

束縛(物理)LV1

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束縛(物理)は柔道の寝技のようなものかな?

守りと力が高いな…俊敏は低いが

「………次…は…俺か……」

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木村雄大 LV1 次のレベルまで経験値100

職業 竜騎士

力 53

守 52

魔力 89

魔抵 68

俊敏 34

知能 205

スキル スキルポイント0

ドラゴンテイムLV1

槍術LV1

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竜騎士かー。

なんともクールな職業だ。

睡魔使いより遥かにいい。

「次!私!」

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遠田朱里 LV1 次のレベルまで経験値100

職業 格闘家

力 50

守 30

魔力 1

魔抵 37

俊敏 48

知能 82

スキル スキルポイント0

蹴拳乱舞LV1

不意打ちLV1

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俊敏すげー!

ってか二人目の格闘家かよせっかく異世界にきたんだから剣や魔法を使うイメージがあるのにな~。

あ、俺は省略させてもらうけどちゃんとステータス見せたからな?

俺は睡眠魔法で補助しつつ高めの力を使うと決めた。

正直羨ましいスキルや職業だったが、俺には睡眠魔法がある!

悲しいねー。

「ねえねえ!もう睡眠時間だよ!寝よ!おやすみ!」

「おけ♪おやすみ♪」

「…おや…すみ……なさい」

「おやすみなさい」

「ぐっすり寝て疲れを癒しましょうね」

「いつもなら起きてる時間…おやすみ」

こうして僕らは眠りについた












皆寝てるはずなのに起きてる人影に気がつかずに。

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