俺が魔法少女になって世界を救うのは間違ってる気がする

第11話「勢いで告ってみた」

俺は嵐山に用事がなんだったのか聞いた

すると、嵐山のクズ野郎は急にどもり始めた

またかよ、ウゼェ…

ようやく喋りはじたかと思えば

俺は固まってしまった

嵐山の背後に突然現れたモンスター

怜（チッ。もう1匹いやがったのか…！？）

無意識のうちに体が動いていた

俺は嵐山を突き飛ばしかわりに自分が吹き飛ばされた

チッ…、少しいてーな

あのバケモンマジぶっ殺す

怜は吹き飛ばされ、地面に転がるとすぐに立ち上がりモンスターに向かって走り出す

怜「んのクソがぁぁぁぁあああ！！」

怜の拳がモンスターの肩を直撃し、右腕を吹き飛ばした

モンスターは奇声をあげて引き下がる

怜「逃げんじゃねーぞテメェ！！」

怜が飛び蹴りをかますとモンスターは嵐山に向かって吹っ飛んだ

呆気にとられていた嵐山にモンスターが直撃しそうになる

怜「……！！おい！嵐山！ぼーっとすんじゃねー！」

信「あ？お、おわぁぁあ！！」

怜の怒号に我に返った嵐山は間一髪のところでかわした

信「オメー危ねーよ！！」

怜「わりーわりーw」

そんな会話をしている隙にモンスターは嵐山の背後に忍び寄り大きな口開けた

怜「おい！！」

信「わかってる！！」

嵐山の回し蹴りがモンスターに直撃する

すると、今度は怜がジャンプしそのままかかと落とし

少し見ていてかわいそうになるほどの残酷な協力技だ

怜「おい！トドメさすぞ！！」

信「その前に聞け！」

怜「んだよ！？」

信「俺、お前のこと…！！」

2人は拳を握りしめる

そして……

信「お前のことが好きだ！！！！！」

2人は同時にモンスターの顔面に拳を打ち込み、モンスターの頭は弾け飛んだ

怜「……………は？」