第4話「なげーんだよ」

怜「へぇ…、こりゃスカッとしていいな」


ニヤリと笑いながら自らの拳を見つめる

モンスターの血で白い手袋も真っ赤になっている


「あ、あのー…」


怜「あ?」


「と、とりあえず説明してもいいかミ…?」


怜「おう」


「えっと、僕の名前はミノポだミ。僕はこの世界とはちがう異世界の者なんだミ。いわば精霊みたいなもんだミ。それでさっきのモンスターは同じく異世界から現れたやつなんだミ。あいつらは人間の負の感情を餌に生きてるだミ。人間が食われても、肉体には傷もつかないけどその人間の心だけが食べられて人形のようになってしまうんだミ。そこで僕達異世界の精霊がこの人間界で才能をもつ人間に力をあげて魔法少女になってもらって戦ってもらうことにしたんだミ。それで君が選ばれたミ。君以外にも魔法少女はいるから、揃ったらきっとモンスターを根絶することが出来るmグフッ!!!!」


怜「なげーよ。クソが」


元の姿に戻った怜はミノポの顔面を鷲掴みにした


怜「俺は荒馬 怜。ようは変身してモンスターぶっ殺せばいいんだろ?」


ミ「ま、まぁそういうことだミ…」


怜「やってやるよ」


ミ「ほ、ほんとかミ!?ありがとうミ!」


怜「おー。ぶっとばすのスカッとしたしな。」ニヤッ


ミ「あ、ありがとうミ……」




ミノポは先が思いやられるなと冷や汗を流した

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る