群馬県編2.-餃子を食べるのだよ! -

 ということで、貧乏な僕は歩きで高崎市までいくことにした。僕疲れた。因みに今、宇都宮市だよ! 餃子だよ! てことで餃子を食べたい。よく作るけれども、本場(?)のは美味しい筈だ!

 お店を探す。道路沿いの所にでかい餃子屋さんがある。人気の様だ、人が沢山いる。

 入ると順番待ちらしいので機械に入力し番号を受け取る。一二三番。

「七五番の方どうぞー! 」

 へ? そんなに待つの? 周りの人の話を小耳に挟んだところ、約五〇分待って一つの番号、らしい。やだよー、僕そんなに待ちたくないよー、お腹空いたよー。

 店員さんに声を掛け、外に出る。二時間くらいでいいか。だが迷子にはならぬぞ…… !

 そこら辺をぶらぶら。

 二時間後。

「迷子になったぁぁぁー! 詰んだ」

 時間が潰れるから良いかもしれないが、順番が早くなる、ということもあるだろう。

「ココドコ……? 」

 泣きたい。通行人に聞いてみる。

「あっち」

「こっち」

「ずーっと向こう」

 結局、三時間半掛かった。お店に入る。

「一五三番の方どうぞー!」

 なにゆえ。番号がそれよりも若いの、ここに居るぞ! 店員さんに聞くと、待っていた人達はぞろぞろと帰り、番号が随分飛んだらしい。僕の番号は三回呼んだがいなかったので飛ばされた、らしい。

「今は食べられますか…… ?」

「規約により出来ません」

 どうしても食べたいのなら明日来てください、と店員さんは優しく述べる。

 明日も来ることにした。さて、宿をどうするか……。




 後書き

 餃子は美味しいですよね!

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