塩を求めて三千里
何回も書いていると、だんだんとネタ切れになっていきます。それは小説もエッセイも同じで、私は現在、それに似た状態に陥っています。
ネタ切れ、という訳ではないと思う。頭の中にはまだテーマがぐるぐる回ってるし、書こうと思えば書けます。ただ、やる気が起きない。書く気が起きない。めんどくさい。
最近はギリギリまで書く気が起きるのを待っているせいで、締め切り当日になって急いで書き始めてます。質が下がってる感じがすごいですね。
ちなみに、これは締め切り当日に書いてます。この怠け癖を治したい。
どうしようかと私は悩んだ末、
「知り合いに聞かれたテーマを書けば、やる気も出るのでは?」
と思い立ったので、今回は友人や恩師と話していた時に出てきたことをテーマに書くことにしました。
前置きが随分と長くなってしまいましたね。
今回のテーマは塩です。哺乳類が生きていく上で欠かせない塩。特に夏になると大事になってきますよね。
ご存知の通り、モンゴルは海に面していない内陸国です。
じゃあどうやって塩を仕入れるのか。知っている人は知っているでしょうし、知らない人はここでざっくりと知ることになりますが、モンゴルは塩を自分たちの国で採ることができます。
知る人ぞ知る、モンゴル岩塩です。
日本でも、海外食品を輸入しているお店に行けば、簡単に見つけることができます。ただ日本で売られるモンゴル岩塩は、質の良いものを取り入れているのか、あるいは輸入するのにお金がかかるのか、普通の塩より高めの値段で売られています。
だからか、母の友人たちは母に、
「モンゴルのお土産はできればモンゴル岩塩で」
とお願いされているそうです。モンゴルでは安く買うことができるのだとか。
そこらへんは私、よく分からない。値段とかあまり気にせずに買い物するダメな奴なのです。
さて、モンゴル岩塩は名前の通り、モンゴル国の岩塩鉱床から採れる岩塩です。
約3億5千万年をかけて作られた桃白色や白色、灰白色の塩は、健康に良いとされ、料理、うがい、湿布といった様々な方法で利用されています。
また、少量の塩を馬や羊などの家畜に与えておくことで、彼らがどこかへ逃げずにちゃんと帰ってくるようにしているそうです。自然界では中々塩を手に入れることができないので、塩を求めて家畜たちは戻ってくるのだとか。創作で使えそうですよね。ちゃんとメモしよう!
スーパーや市場でもモンゴル岩塩は普通に売られていますが、お土産向けの岩塩は加工がされています。
岩のように固い塩の塊のため、ゲルの形だったり、ラクダの形に掘って売っているのです。モンゴル土産としては最高ですね。
なぜかハート型のモンゴル岩塩も売られていたりします。バレンタインデーとか告白する時に使うのかな?? 用途がすごく気になる。
もし岩塩を掘るとなったら、皆さんはどんな形にしますか??
では、これを読んでいるのが夏であろうと、冬であろうと、塩分はちゃんと摂りましょう。大切ですからね。井澤との約束だぞ!!
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