道を歩いていたら、でっかいアレが落ちていた。

 最近、暖かくなってきましたね。春ですね。

 今頃日本にいたら、花粉症に悩まされ、空気清浄機が手放せない状態だったでしょうが、モンゴルは花粉が飛んでないので、何もありません。今年も勝ち組です。イェーイ!! ノー花粉症、アイム・アライブ!!!


 さて、皆さんにとっては非常にどうでもいい情報でしょうが、私はよく土日に暇になって、外へ散歩に出ます。ただ、今回の話には必要な情報ですので、一応明記しておきました。



 そう、私は外に出て歩き、そして家に帰ります。

 そんな帰宅途中での、どうでもいい話です。ただ、どうしても誰かに共有したのです。

 誰かに話したくて仕方がないけど、弟たちに話すと、

「またか」

 と飽きられ、冷たい目で見られるのが常なのです。


 さて、私は歩いていました。いつも通りに、普通に散歩をしていました。

 すると、地面に変な物体が落ちていました。糞でした。めっちゃでかい、パンケーキみたいな形をした糞でした。

 ちゃんと測ったわけではありませんが、おそらく直径7cm、高さ2cmほどの糞です。

 一見、牛か馬の糞に見えるのですが、よく目を凝らしてみると、赤黒く、草が混じっていなかったので、大型の肉食か雑食の生き物による糞だと仮定しました。

 普通に考えれば、野良犬の仕業だと思いますが、それにしてはデカすぎたのです。ギネスに乗れるぐらいのレベルで大きかったのです。家に持ち帰って飾りたいほど、素晴らしい(?)ものでした。

 写真を撮って、弟たちに見せようかと思いましたが、なんとか思い止まりました。絶対に冷たい視線を送られる。

「もうすぐで成人するのに、まだうんこうんこ言ってるぞ、あいつ」

 って呆れられる。


 まあ、弟たちの反応はさておき、私はその大きな糞を見つめながら、しばらく考え込みました。

 一体、どんな生き物が、こんなに大きな糞を出したのか。

 ものすごく大きな犬がやったのかもしれません。ただ一瞬、この糞を見たとき、私は誰かが野糞をしたのかと疑ってしまいました。それぐらいやばかったんです。

 こんな汚い、くだらない話のために、丸々一話を使うぐらいですよ? すんごい大きかったんです。あれ、さっきからずっと同じことを繰り返してますね。

 でもこれだけ言わせてください。


 あれはやばい。


 しかも、そのやばすぎる糞が、もうかれこれ一週間近く、同じ場所で放置され続けているんです。誰も掃除せず、みんな見て見ぬ振りをしてるんです。

 あんなに大きいなのに、いつまでたっても消えない。私にしか見えないってことはありませんよね?

 まだ氷点下近くの日々が続くので、ハエが出てこないだけ良かったです。

 明日も散歩する予定なので、また巨糞を見かけるかもしれません。楽しみですね(?)。




追記:この話を書いている三月十五日現在の晩御飯は、キーマカレーでした。美味しかったです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る