その8 中編 ~アレで更に戦う者達~

《対戦カード》


 ~準決勝~


 メイ・サッチャー VS ドレド・ノト


 ジャクリーン・ブラック VS シナモン・ロウル




―コーラクガーデン ホール(夜)―


       さあ、まもなく準決勝が始まります。

       波乱の一回戦を勝ち抜いたしりとりの精鋭達の中から先陣を切って

       きましたのは、“タクティクス・インベンター”メイ・サッチャーで

       あります。

       一回戦ではバニラ・S・チトセを巧みに自らの術中に陥れ「ん」を

       言わせる完璧な勝利を収めています。


       彼女のプレイングには一発の派手さは無いのですが、言葉の誘導が

       非常に上手いので確実にゲーム作っていけるのが強みですね。


       さて、替わりましてはドレド・ノトの入場です。

       “オガサーラの神秘”、今回も忍者のような衣装で鎖鎌を振り回し

       ながら登場だっ!

       さあ、リング上でマスクを脱いで… やはり、顔一面には不気味な

       ドクロのペインティングが施されています。

       一回戦は、なんと優勝候補だったAJをほぼ完封で仕留めるという

       大番狂わせを起こしました。


       彼女の戦い方『シャーマン殺法』は言うなら毒のような、他の選手

       とは全く異なる攻め方ですので、試合巧者のメイ選手といえど油断

       できない相手です。


       今、両者がリングの中で向かい合いました。

       先攻はメイのようですね。


       試合をコントロールしたいメイ選手には絶好ですね。


       さて、最初の言葉は… はくし、「白紙」になりました。


メ イ (嫌だな… AJさんが来ると思ってたから、ドレドさんは何も対策して

     ないよ… まずは様子を見よう)

メ イ 「ししおどし」

       いきなり自分の文字を流した。どうやら、ここは慌てずにドレドの

       出方を伺います。

ドレド 「…… 死屍」

       ドレド選手も流しましたね。

メ イ 「新聞紙」

ドレド 「歯科医師」

メ イ 「仕出し」

ドレド 「仕返し」

       まだ試合は始まったばかりだが、早くも「し」による我慢比べだ!

       まさに「し」闘が始まった!


       テンポも早いので互いの意地が見えますね。

メ イ 「書誌」

ドレド 「心停止」

メ イ 「… 週刊誌」

ドレド 「しっぺ返し」

メ イ 「… し… 尺取り虫」

       メイの動きが少し鈍くなってきましたね。

ドレド 「自然死」

メ イ 「敷石」

ドレド 「心肺停止」

メ イ 「……」

メ イ (なんか… 嫌な言葉ばっかりだな…… 最初の「しし」も「死屍」って

     意味だろうし…このまま「死」ってずっと言われたくないよ)

       あーっと! メイの口が止まった! カウントが進んでいくぞ!

       6… 7… 8…


       これがドレド選手の『シャーマン殺法』です! 早くも毒が回って

       きたみたいですね……

メ イ 「心電図」

       流れを変えましたね、良いですよ。

ドレド 「頭蓋骨」

メ イ 「つっ… ツキノワグマ」

ドレド 「松の飾り」

メ イ 「? 硫化水素」

ドレド 「そば屋のカレー」

       ドレドが言葉の筋を変えてきましたね。


       そうですね、これは何か狙ってるかもしれません。

メ イ 「冷却水」

ドレド 「イカの塩辛」

メ イ 「ラジウム」

       メイ、元素名を使い始めました。


       一回戦はこれで自分の流れを作りましたからね、ここからです。

ドレド 「… (ニヤリ)」

       なんと! 笑っています、ドレドが不適に笑っています。

ドレド 「紫の鏡」

メ イ 「…… ……」

       あーっと、メイがまた止まった! カウントが進む!


       早い! ドレド選手が決めに来ました!


       時間が無いぞ! 7… 8… 9…

メ イ (何だろう… 聞いてはいけない言葉を聞いちゃった気がする…)

       10! 時間切れだっ! あっ、金だらいが……

メ イ 「きゃんっ!」


       メイが倒れたっ!



       しかし、立ち上がった! メイが立ち上がります!


       しかし、本能だけで立ち上がった感じですね。

       恐らく、試合をできる状態ではないと思います…


メ イ 「み… み… 耳」

ドレド 「蓑虫」

メ イ 「…… ……」

       あぁーっ、やはり動けない! メイ、ここまでか。

メ イ (みのむ、死… 「みのむ死」ってどんな死に方… 分かんない… 

     分かんない……   もう… 何も分からない……)

メ イ 「ぐえぁっ……」

       あーっと! なんと非情にも、二発目の金たらいがメイを襲った!

       何という残酷な結末でありましょうか! 一回戦のAJ戦に続けて

       ドレドが封殺!


       ドレド選手の使う『シャーマン殺法』は言葉自体の持つ力、つまり

       言霊を最大限に利用して相手の精神を崩壊させるものだと思われる

       ので、高い思考力を要する技巧派の選手には非常に効果的ですね。


       言霊ですか?


       そうですね、ドレド選手はマイナスイメージの言葉を相手に聞かせ

       るだけでなくそのもののイメージを強く意識させる事に長けている

       ので、ただ続けているだけで精神がボロボロにされると思います。

       同じような悪い印象の言葉を続け、相手に潜在的な恐怖感を与えて

       おいて。ガチな呪いの言葉で決めるという得意のパターンの試合に

       なりましたね。


       なるほど、これは決勝でも猛威を振るいそうですね。


       そう思います。


       さあ、準決勝のもう一試合がこれから始まります。


       暗転した会場に赤いパトライトの光が飛び交っています。

       “霊人救急車”ジャクリーン・ブラックが到着したぞ!

       おや… 今回のナース服の所々に血しぶきのような赤い点が付いて

       いますね… 既に病院に送る気満々だ!

       一回戦では実力者の轍洞院 コクテツからギブアップを奪う好勝負

       を展開しました。


       攻めて良し、受けて良し、一発逆転の大胆な飛び技まで持ち合わせ

       ているレベルの高いオールラウンダーですね。

       前の試合ではコクテツ選手の攻めを受けに回る場面の方が多かった

       ですが、ボキャブラリーを切らすことなく一撃で流れを変えたのは

       見事でした。


       さて、続きましてはシナモン・ロウルの入場です。

       再びコーラクガーデンの明かりが落とされます、吹き荒ぶ風の音と

       共に… その姿が照らし出された!

       鮮やかな青いタオルを被った“屋敷一腹黒い女”が既に敗退をした

       チームメイトを子分のように従えてリングに向かっていきます。

       一回戦では轍洞院 シテツを暴言だらけのラフファイトで完膚無き

       までに叩きのめして勝利を奪っています。


       真っ向勝負をしたかったシテツ選手を一方的に自分の土俵へと引き

       込んで何もさせなかった巧さと強さを見せつけた試合でしたね。


       両者が向かい合って、コーラクガーデン・ホールの空気が刻一刻と

       張り詰めてまいりました…


       最初の言葉は… きし… 「騎士」からです。

       先攻は… ああっと、シナモンからだ!

シナモン「消化試合」

       JB選手相手でも挑発的に出ましたね。

J B 「いい事言うわね、私もそう思うわ」

       おおーっと、JBがしりとりを続投しながら返答。

シナモン「私を舐めてんの?」

       シナモンもこれを返す!

J B 「ノーダメージで勝てるわよ」

シナモン「余裕こいてられるのも今のうちだよ」

J B 「… 余程痛い目に合いたいみたいね」

シナモン「寝言は寝てるときに言ってくれる?」

       会話の中で「る」を絡めてきましたね。


       おっと、JBの目が鋭くなった!

J B 「ルール」

シナモン「ルチル」

J B 「ループホール」

シナモン「ルイ・ヒール」

J B 「ルチャドール」

シナモン「ルナール」

J B 「ルビンバジル」

       凄い「る」の取り合いだ!

シナモン「ループコースパズル」

J B 「ルミノール」

シナモン「ルヴュール」

J B 「「る」禁止のしりとり」

シナモン「えっ? 何それ!」

       おっと、シナモンが止まった!

A J 「馬鹿! 相手の発言で禁止なんかされないわよ!」

シナモン「あっ、しまっ… ウボァ!」

       おおーっと! セコンドのAJの声もむなしく、シナモンの脳天に

       金だらいが当たったぁ!


       「る」縛りの高速の展開から急に止めて、相手の動揺を誘ったJB

       選手の作戦勝ちですね。


       両手を膝に付いたシナモン、これは苦しそうだ。大きく息を切らせ

       ながら顔を上げ…

       えっ… 笑ってる! 嘘だ! 金だらいの直撃を受けたシナモンが

       笑っているぞ! 

シナモン「倫理」

       シナモンが笑いながら「かかってこい」と両手で手招きをしたぞ。

J B 「料理」

シナモン「利食い売り」

J B 「リスク管理」

       JB選手も乗りましたね。


       しかし、何故「り」で攻め始めたのでしょうか?


       「しりとり」自体が「り」で終わるので、禁止戦術が使えないから

       でしょう。


       なるほど。


       それでも受けて立ったJB選手には何か秘策があるのか、それとも

       ただ意地で乗ってしまったか。

シナモン「リポジトリ」

J B 「リアルタイム処理」

シナモン「リカバリー」

J B 「リリー」

シナモン(そろそろかな… AJさん、頼みます)

       おっと、先に仕掛けたはずのシナモンが腕を組んで固まったぞ!

       やはり、たらいのダメージがまだ残っているのか!

A J 「(小声)バニラ、良いわね」

バニラ 「(小声)了解です」

       カウントが進んでいくぞ! このまま終わるのか!

J B 「ぷっ… ちょ、ちょっと、何よそのk… うわらば!」

       おおーっと! 何が起きた! JBがダウンした!


       リングの外でバニラ選手がとんでもない変顔をしていましたね。

       恐らく、それを見てしまったJB選手が笑ってしまって金だらいを

       受けたのだと思います。

       不意に入ったので通常よりもダメージが大きいかもしれませんよ。


       なるほど… シナモンはこれを狙うために、逆に答えないで時間を

       稼いだという訳ですか。


       そうですね、一度自分のミスでたらいを受けているのでもはや手段

       を選ばずといった所でしょう。


       JBはまだ起き上がれない様子です。このままシナモンがこの試合

       でも勝利を奪っていくのか!

       大ブーイングの中、シナモンとセコンド達は何食わぬ顔で自分たち

       の勝利をアピールしています。


       おっと、立ち上がった! JBが立ち上がったぞ!

       JBがすぐに腕を突き出してカウントダウンを始めた。

シナモン「! …… リンゴ!」

       アイムアップを恐れて、言わされた形ですね。


       ココはJBのチャンスになるか?

J B 「ゴリラ」

シナモン「ラッパ」

J B 「パラソル」

シナモン「ルッコラ」

J B 「ラクダ」

       共に普通に続けていますね。

       冨垣さん、これは互いに何か狙っての展開でしょうか?


       そうですね、狙って持ち込んだ展開というよりも、二人とも一度は

       ダウンしているので続けるだけでもギリギリの状態だと思います。


       なるほど。

シナモン「大根…」

       あっ!

シナモン「ドラ!」

       今、危なかったですね。


       そうですね、今は真っ先に頭に浮かんだ言葉を言っている状態だと

       思うので、迂闊に出ると語尾に「ん」が付いてしまう可能性は互い

       にありますよ。

       でも、今のは上手く「ダイコンドラ」に逃げましたね。

J B 「ラ・マヒストラル」

       おおっと、ここでJBが長大語を挟んできた!

シナモン「…」

A J 「返して! 返して! いけるでしょ!」

       苦しそうな顔を浮かべているシナモンにセコンドのAJがリングを

       叩きながらゲキを飛ばしている!

       この「ラ・マヒストラル」で決まるのか!


       仮に返せたとしても「る」を取られているので厳しい状況ですね。

シナモン「ルーアンアヒル」

       何と「る」で返した!

J B 「ルリコンゴウインコ」

シナモン「コイル」

J B 「ルリマダラシオマネキ」

シナモン「キャラメル」

J B 「ルリマダラ」

       JB選手、得意の「るり」を使って完全に防御していますね。

       この展開ではシナモン選手でもなかなか崩せないと思います。

シナモン「ライフル」

J B 「ルンバ―ル」

       何と! JBが「る」で返した! これには思わずシナモンが顔を

       曇らせたぞ。


       相手の攻め疲れを狙っていましたね。

シナモン「瑠璃実の牛殺し」

J B 「シール」

シナモン「ルリガイ」

J B 「イソプロピルアルコール」

       おおっと、まるで二人が入れ替わったように攻守が逆転した!


       シナモン選手は散々「るり」で受けられたので、今度は自分が使い

       始めましたね。

シナモン「…… ループ」

       おや、シナモンが「るり」を使うのを止めた。

J B 「プロパノール」

シナモン「ルージュ」

J B 「じゅ? …ジュール」

シナモン「累世同居」

J B 「きょ? …… 香車」

       JBも「る」攻めを止めたぞ!


       これは止めたのではなく、止めさせられたと思います。

       恐らく、シナモン選手が「るり」受けを止めたのはJB選手の苦手

       な文字を探る為だったのではないでしょうか? 拗音を絡めた言葉

       で「る」攻めを止めて、さらに弱点も見つけ出しましたね。


       なるほど! シナモン、しりとりは「る」だけが攻め文字じゃない

       と巧さを見せてきました。


       でも、JB選手も同じように拗音を絡めて返しているので簡単には

       続けられませんね。

シナモン「しゃ… 写経」

       あっと、言葉を返したシナモンが顔を両手で押さえた!


       「きょ」で返したかったのですが… 「う」になってしまった事に

       気がつきましたね。


       このミスにはセコンドのAJも渋い表情だ。

J B 「うわぁ… そんな簡単なミスするなんてダッサ…」

シナモン「! ……」。

       JBが再び語りかけるように続けてきた!


       今、シナモン選手が怒鳴りそうになりましたが自分の口を押さえて

       堪えましたね。

A J 「(小声)マズいわね… バニラ!」

バニラ 「(小声)了解!」

       さあ、シナモンどう出るか!

       おや? JBが何か指差していますね…


       バニラ選手がまた変顔をしていますね……

バニラ 「あべし!」

       レフリーに見られたバニラにボーリングの玉が落ちてきました…


       彼女、今日二回目ですよ… よく生きてるな……

シナモン「最低……」

       あぁ… これにはシナモンも頭を抱えてしまった。

J B 「良いお友達じゃない」

シナモン「いいや、馬鹿だよ馬鹿!」

J B 「可哀想ね… 貴方を思ってやったのに」

シナモン「二度も同じ手が通用すると思ってる時点で馬鹿だよ!」

J B 「ヨーデル食べ放題」

シナモン「はぁ? 何言って…… ひでぶっ!」

       何という事だ! シナモンに再びたらいが落ちてきた!

J B 「「い」… 意外と通用するものよ」

       JB選手は熱くなってるシナモン選手の隙を上手く突きましたね。

       最後には自分の文字で続ける余裕もまだありましたし、セコンドの

       介入で1発たらいを受けてしまいましたが、ほぼ完勝と言っていい

       ではないでしょうか。


       勝ち名乗りを受けたJBがすぐにリングを降りていきます。


       決勝もあるので早く体を休めたいのでしょうね。


       リングの上ではセコンドの二人に抱えられてシナモンが立ち上がり

       ました。

       おっと、どうした! シナモンがバニラを突き飛ばした!

       リングを降りて… うわ、危ない! 最前列のお客さんをどかして

       パイプ椅子を持ち出したぞ!

       バニラが止めに… 

       ああっ! これは酷い! シナモンが椅子でバニラを滅多打ちだ!

       椅子が曲がってもまだ、叩き続ける!


       相当悔しかったみたいですね…


       AJが取り押さえて怒り狂うシナモンを控え室に向かわせます。

       その後をボロボロのバニラが力無く付いていきます。


       さて、激闘の準決勝が終わり後は決勝戦を残すだけとなりました。

       冨垣さん、決勝の展望はいかがでしょう?


       そうですね、ドレド選手とJB選手の対戦カードとなりましたが…

       私個人としてはドレド選手有利かなと思いますね。


       ドレド選手ですか。


       はい、実力的には互角だとは思いますが決勝に上がるまでの消耗が

       JB選手の方が大きいのでないかと思います。


       なるほど。では、JB選手が勝つにはどうすれば良いでしょうか?


       そうですね、まずはドレド選手の使う『シャーマン殺法』への対策

       が必須ですね。いくら受けが上手いJB選手といえども毒のように

       じわじわとダメージを蓄積されては耐えるのは難しいと思います。

       あとは、自分で試合を作ることが必要になってくると思います。

       AJ選手もメイ選手も若干ドレド選手に合せすぎて自分のリズムを

       乱してしまった所があるので、常に自分有利な試合展開を心がけた

       方がいいと思いますね。

       決勝は語彙力よりも心理戦の要素が強い一戦になると思います。


       そうですか。

       おや? シナモン選手のコメントが入ってきたようです。




―コーラクガーデン ホール・コメントスペース(夜)―


シナモン「あのクソナース… これで終わったと思わないで! 今日はこの馬鹿が

     プランを乱したから負けただけ。次やるときは、私に二度と生意気な口

     をきけなくしてやるから」


バニラ 「痛いっ!」


シナモン「分かってんでしょ? 誰が… 本当に一番しりとりが強いか… あ? 

     誰? 言ってみなさいよ!

     そう… セルリアン イズ ナンバー ワーン!」





シナモン「これでいいですか?」

A J 「ええ、良かったわよ。これで次も出れるんじゃないかしら」

シナモン「ゴメンね、大丈夫?」

バニラ 「うん… ボーリング玉よりは平気」




―コーラクガーデン ホール(夜)―


       ……

       と、まぁ… セルリアン・メイドチームはまだまだこんなもんじゃ

       ないと言ったコメントでしたね。


       (苦笑)そうですね。


       さて、現在10分の休憩を挟んでからの決勝戦となりますが、この

       間に選手がすべきことは何でしょうか?


       JB選手は準決勝のダメージの回復、ドレド選手は顔のペイントの

       塗り直しではないでしょうか。


       10分でできるものなのでしょうか?


       どちらも10分では完璧には仕上げられないとは思いますが、この

       時間を最大限に使って決勝に備えて欲しいですね。


       そうですね、では一度放送席とはこの辺で。




                    〈サブストーリーその8後編へ続く〉

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