第20話 ゼンさんについて2

こんにちは!シスカです!2回目ですね。

さて、今回は前回のゼンさんについてでお話したところより後に起こった出来事について話していこうと思います。


あの後、ゼンさんがリーフドラゴンの討伐クエストから帰ってきました。私は思ってもいないゼンさんのいきなりの登場に思わず頬が緩んでしまいました。だって嬉しかったですもん!

その後、私は勇気を出してお食事にゼンさんをお誘いしました。そうしたら、快くOKもらえました。死ぬほど嬉しかったです。ゼンさんとお食事…考えただけで息がしにくくなってきました。危ない危ない。

さて、お食事なのですが、ここで事件が発生しました。これは事件ですよ。私はお酒に強くもないのにお酒を頼んでしまい案の定寝てしまったようです。

そして、目覚めると居た場所は…ゼンさんの部屋。あわわわわ、思い出しただけで顔が熱くなります。寝顔、寝起き、ましてや寝言も聞かれたでしょうか…?恥ずかしすぎて死にたいぐらいです。

私はその日仕事が休みだったのでお買い物でも…と誘ってみたのですがそこで聞こえてきた音はゼンさんの声…ではなくけたたましく鳴り響く緊急警報サイレン。絶望していた私を引き戻してくれたのはゼンさんの説明を求める声。はいはい、答えますよー。

と、言うことでやってきたギルド。そこではゼンさんがリーダーシップを発揮し街の冒険者達をあっという間にまとめあげてしまいました。流石!というか、ゼンさんに呪いがかけられているとか初めて知りました。なんで言ってくれなかったんですかね!そんなことは置いといて、ゼンさんは30分経てばめちゃくちゃ強くなれるという。それまでの時間を街の冒険者達が稼ぐというのが今回の作戦でした。30分経てば俺が必ず倒すとのこと。かっこよすぎ!

--やってきました、街の門。ギリギリ見えるドラゴン。あれを今から倒すのかと考えるといくらゼンさんでも無理な気が…いえ、そんなのでは駄目です!私がゼンさんを信用しなくてどうするんですか!ここは、信用するしかないでしょう!

まずは片足の破壊。一斉に魔道士たちが魔法を放ちました。そして足はバランスを失い、2つめの作戦、落とし穴に落ちました。やりましたね!

し!か!し!ドラゴンはドラゴンでもアースドラゴン。すごく土と相性がいいです。やすやすと落とし穴を抜け出し襲い掛かってきました。それも私を。あれは死んだと思いましたね。ところがそこに割って入ったのは呪いが解除されていない状態のゼンさん。体力をたくさん削ってまで助けてくれました。ますます惚れてしまうではないですか!そして2回目の攻撃がきた…。耐えられる体力はきっと残っていないだろう。

---キィィィーーーン!!

けたたましい音とともに立ち上がったゼンさん。その右手には大きな剣が握られていました。その剣をどーん、ばーんとドラゴンにあわせてふるい、その後真っ二つにして勝利しました。なんか、このひとだけ別次元の強さですね…。

まぁ、何はともあれクエスト達成、街は救われました!ゼン様様ですね! 

このあと、ゼンさんが話しかけてくれました!すっごく嬉しかったです!

では、またの機会に!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る