1432話目 戦士が行きついた安息の地

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 久々のゲート。

 進は始まりの地、カクヨムへと帰ってきた。

 辺りを見渡すが旅立った時の面影はない、しかしそれでも、その古巣の臭いを進は懐かしんだ。

 そして思い出す。今までの長く、険しかった旅の道中を。

 はい。


「え? あ、あー。つかれたなー!」


 サターシャ。ラインハルト。旅に同行した彼らは今何をしているのだろうか。元の世界に無事に戻り、平穏な日常を取り戻しているのだろうか。

 カクヨム、小説家になろう、アルファポリス、そしてエブリスタなど、数多くの世界を旅してきた進は、彼らの顔をきっとこの先忘れる事がないだろう。


「あ、あいつら、いまなにしてるのかな?」


 進は旅の行く手を阻む強敵たちの事も思い返していた。

 八人の魔王。さらにそれを操っていた真の魔王。そして、全ての黒幕であった古の魔王。


「魔王多くね?」


 いいんだよ。それなりに見えたら!

 進は大きく成長した。やはり旅はいい。

 しかし、それもいつまでも続く由もない。

 進は生まれた世界、カクヨムへと帰ってきていたのであった。


「さあってと、帰って寝るかー!」


 俺達の戦いはこれからだ!



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活字世界の異世界日記~出生先はウェブ小説~ いずくかける @izukukakeru

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