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「こんなところにいたんだ」
「ん」
みさきがやって来て隣に座ったので、俺は少しだけ右にずれた。
「へへ、恥ずかしがり屋さんだなぁ」
「お前がズケズケ屋さんなんだよ」
「何?ズケズケ屋さんって」
みさきはクスクス笑って、息を吐いた。
「あー、気持ちいいねぇ。コウくんもそうでしょ?」
「は?」
「秋だよぅ?素敵だねぇ」
「そうかなぁ」
「そうだよぅ」
「どの辺がそうなのか、俺にはちょっとわかんねぇな」
「そう?」
「そうだ」
バタンと横になって、寝返りを打った。
陽光が程よい感じだ。
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