A級はすごい

夏のお盆休みの間、なるべく外出を控えて、映画のDVDを借りて、部屋にひきこもって、二十本ぐらいも見まくっていました。

その結果、わかったことがあります。

 B級の映画は新作であっても、時間の無駄だし、見てぐったりと疲れます。それに対し、旧い作品でも、いわゆる「傑作」と呼ばれるA級作品を見ると、頭がシャンとし、心が活き活きとして、疲労やだるさが消え、生きる意欲というかモチベーションが上がるということに。

これはけっこう大きな発見でした。

 食べ物も同じです。やはりA級の料理を食べると感動が違いますね。高価なものでなくても、本当に良質な食べ物は、たとえ卵かけご飯や納豆かけご飯であっても「ああ、うんまかった ぁ~!」と、生きている悦びみたいなものを感じます。

 読書でも音楽でも同じなんでしょうね。

人を、A級やB級と区別するのはあんまりよくないかもしれませんが、自分に「やる気」や「感動」をもたらしてくれる人かそうでないかの差はやっぱりあると思います。

 身の回りをすべてA級のもので囲むのは難しくても、何かひとつA級のものに親しむように心がければ、きっと、生活によい影響がある・・・んじゃないかな。



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