何が一番嫌いか

職場で女性スタッフが「虫が大嫌い!」「ゴキブリが飛んできたら、ワタシ死ぬ」「いや、私はヘビの方がもっと嫌い。ミミズやイソメみたいな長い物はダメ!」とかいうような話をしていたが、ある一人が「なんといってもネズミが一番気持ち悪いわよ。ディズニーランドでミッキーマウスが可愛いな んて騒いでいる人の気が知れない」と発言し、私はひそかにうなづいた。

 私の子供時代は家が築50年を過ぎたオンボロ木造家屋だったので、夜中に天井裏でネズミがダダダッと走り回って運動会をする日があり、その度に、父が舌打ちしながらネズミ捕りを仕掛けていた。

 今は古い家屋も少なくなり、ネズミを身近で見かけることも少なくなった。生きたネズミを見たことがないという人の方が多い。

猫もキャットフードなんかもらっちゃって野生を失い、ネズミを獲らなくなっているらしい。

かといってネズミがいなくなったというわけではない。

 十年ほど前だったか、東京の山手線のホームで何気なく線路を見おろしたら、猫のようにでかいドブネズミがさささっと走って行くのを目撃してび びったことがある。あれはたしかに怖い。

ネズミは確かに気持ち悪いが、手のひら大の蜘蛛も気色悪いなぁ。

海っぺりの堤防やテトラポッドでよく見かけるフナムシもどうも好きになれない。しかし私の中で気持ち悪いもの輝くワースト一位をあげるとしたら・・・なんといっても「かまどうま」だろう。知らない人はぜひスマホを検索してみてください。(笑)

あれを見ると私は背筋にゾゾゾッと悪寒が走り、鳥肌が立つのです。もちろん即座に走って逃げます。笑

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