顔を伏せ頭を抱えて悩んでいた。自分の死について。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿実際は極度の上目遣いで神の反応を見ていた。

(「ここに来る子はみんな考えさせてと言う。死に対して向き合うものとして、彼らが納得するまで待とう」なんてあの爺考えてそうな顔してやがるな。最高にムカつくぜ。）

　しばらく時間が流れた。何度も何度も考えては神の反応をバレないようにのぞき見、そんなことをしばらくずっと行った。

(なにか策があるはずだ、俺が生き返るために）

自称進学校に入学できる程度の学力と、あとは十年ほどの人生経験で、振り絞れるだけ振り絞り、おそらく何時間も悩んだ。

そして、俺はそれを見つけた。一世一代の大勝負である

ついに俺は、賭けに出た。神を自称する男よ、ぶちのめしてやる。

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