第5話 ノワール会員

「ま‥真澄‥さん、な‥なぜ、こ‥こんなことを」


マチオはビクビク痙攣しながら質問した。


「あら~、マチオ君、貴方もこれを望んでいたんでしょ~」


真澄はマチオの胸を両手人差し指の2本の爪で軽くツンツンカリカリした。


「ほら~、ツンツンカリカリ」


「ぐぅぅわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ガックンガックン


「マチオ君、本当にエロくイヤらしいわね。あなたのこのイヤらしい体が悪いのよ……」


「うぅぅぅ」


「あなたも私がオーナー監視室からイヤらし~い目で、ネ~ットリとあなたの逞しい体を見ていたことに気づいていた筈よ。」


「う…」


「マチオ君、あなた、よくそのパンパンに張った逞しい大胸筋をピクピクさせて、うちの女性会員の反応を楽しんでいたわよね。あなたの場合ピクピクというより、大胸筋をブルンブルン‥ね」


ノワールの女性会員資格はバスト90cm以上、Hカッブ以上で、更にオーナーの真澄が面接し、エロくて美人でマッチョ好きの女性を厳選していたのだった。


そして、マッチョを好き放題いたぶることが出来るらしいという噂が噂を呼び、全国よりマッチョ好きのイヤらしくエロいムッチリした女性の入会希望者が絶えず、マチオの来る時間帯には常時100人以上が集まっていたのだ。


中にはマチオが大胸筋をブルンブルンさせるのを見るだけでオーガズムに達して気絶してしまう女性もいた。


一方、男性も面接によりオーナーの真澄好みのマッチョが集められていた。ただ、マチオが1ヶ月前に入会して以来、ケタ外れのフェロモンを放つその大きくて逞しくてイヤらしいマチオの肉体に全女性会員が虜になり、それまでチヤホヤされていたマッチョ男性もマチオが来る時間帯には来なくなり、男性会員はマチオ1人、女性会員は100人以上というハーレム状態が続いていたのだった。


巨乳ムッチリ好きのマチオにとっても、まさにパラダイスであった。


プールサイドを歩くマチオの、パンパンに張った逞しくイヤらしい胸、丸太の様に太い腕、ボコボコしてくびれた腹筋、歩くとムチムチはずむお尻、ムッチリしてパンパンに張った太股、そして、全身から発する異常な量のフェロモン……


女性会員は、たまらず我先にと声をかける。


「腕の筋肉さわらせてもらってもいいですか?」 


こんなのは序ノ口で、


「そのパンパンに張った胸、さわらせてもらってもいいですか?」


「そのムチムチした太もも、さわらせてもらってもいいですか?」


「イヤらしい競泳パンツがピチピチに貼り付いたその逞しいお尻と太股の付け根を爪でカリカリさせてもらっていいですかか?」


その言葉がどんどんエスカレートしていくのであった……:

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