第2話 接近
真澄はマチオにツカツカと歩み寄った。
「さあ、貴方のそのパンパンに張ったイヤらしい体をどうやって弄んでいこうかしら…」
ベッドの四隅より這い出たシリコン製の拘束具のうち、両手首の拘束具がベッドの両端に沿って下腹部の辺りまで降りてきて、両腕が体側に沿うような位置になったときに、天井からシリコン製の縄が降ってきて、両手首が束に拘束された。
「この体制は大胸筋が強調されてるわね。
貴方がちょっと力を入れただけで、パンパンに張った胸がボコボコ張り出て本当にイヤらしいわ」
真澄は、すべての指をイヤらしく動かしながらマチオに向かって行った。
真澄もマチオに負けず劣らずイヤらしくエロい体である。光沢がありネットリと肌にまとわりつくポリウレタン製の競泳水着の中には、身長170 バスト145(なんとZカッブ!) ウエスト65 ヒップ110という、大きくて信じられないくらいムチムチしたグラマラスな肢体が詰まっていた。
真澄はベッドに拘束されたマチオの上方に立ち、両手をマチオの体に近づけた。そして大胸筋から20cmほど離れたところで、研がれた長い爪を伴う指をイヤらしくクネクネさせて、ささやいた。
「さあ、想像してごらんなさい、貴方のこの素晴らしくパンパンに張ったイヤらしい胸を、ピチピチムチムチしたイヤらしい体のあらゆる所を、この爪でツンツンカリカリ、ツツーってしながら10本の指がウネウネ這いずり回るのよ…」
「うあああああぁ……!」ピクリ
マチオは思わず叫んだ。真澄の声を聞き、指の動きを見ただけで全身に電気が走った。真澄のオーラでマチオは、既に真澄に凌辱されているような錯覚に陥ったのだ。
真澄の指はクネクネ動きながら、次第にマチオの大胸筋に近づいていった。
「あゎ、あひ、うあああぁぁ」ピクピク
マチオはこれから始まる凌辱を想像しながら、たまらず声をあげ続けた。
そして大胸筋の皮膚に触れるか触れないかのギリギリのところで近づくのを止めて、今度はその大きな大胸筋の盛り上がりに沿って、縦横無尽に10本の爪をウネウネと動かした。所謂フェザータッチだが、真澄のその動きはイヤらしくエロく、芸術的である。
「ひぃぃぃぃ うううううあぁぁぁぁ!」
マチオは大きな声で叫び続けた。
真澄の攻撃が、あまりに気持ち良いのだ。
「うぅぅあぁぁぁおぉぉ!」ガクガク
(な、なんだこの異常な気持ち良さは!!)
ピクピクガクガクしながら、マチオは次第にエビ反りになっていった。汗がじんわりとにじみ出て、イヤらしい体がテカテカに黒光りして、より一層エロくて淫靡な肢体になっていった……
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