未来人
宇宙人や未来人は、存在するかいなかという人類の命題によっていつの時代も人類をわくわくさせてきた。そこで、私は未来人の存在について考えてみた。
未来人とはそのまま、未来から来た人のことを言うが、当然未来の人間だから過去の出来事を知っており、今の世の中に来れば、物事を良い方向にもっていくように行動がとれるし、もしかしたらタイムマシーンも一緒に持って来てくれるかもしれない。そんな未来人が、今の世の中に存在することは、全く不思議なことではないと思う。なぜなら、未来人はどんなに先の時代から現れても良いからだ。科学の進歩が進み、人間がタイムスリップできるようになる時がもしかしたらこの先あるかもしれない。それがどんなに先の事でも、タイムマシーンさえあれば、今の時代に来れてしまうわけだから、なんら不思議ではないわけだ。
人間の作る作り話には、どこか神秘的なところがある。小さい頃に恐怖を感じるのは「地獄」の存在。人間は死んだあと良い行いをした人は天国へ行き、悪い行いをした人は地獄に行くことになる。死んだあと地獄には行きたくないでしょう。だから生きているうちに悪いことはしないようにしましょう。そんなふうにして大人は子供に「悪いことをしてはいけない」という認識を小さいころから植えつけてきたわけだ。サンタの話もそうだ。一年を悪い子で過ごした子はサンタからのプレゼントをもらえない。
当然人間が作った作り話だから当然なのだが、子供たちはそれをあまりの手掛かりのなさと、現実的な結果からそれを信じるしかなく、長い間騙され続ける。
しかし子供は、自然とその作り話のカラクリに気付く。それもちょうどいい時期に。自らが大人によって騙され続けていたことに怒りを感じないのが不思議で仕方ない。
地獄の鬼は私たちを天国へ導き、サンタは毎日、私たちに素敵なプレゼントを渡してくれている。そんな気がする。
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