ミルクティー
例えば機嫌を損ねている人を見かけた時、すぐに機嫌を良くしようと考えたら、始めに自動販売機に行ってミルクティーを買ってきてその人に渡すのが一番である。
君も一度は考えたことがあるだろう。自分が疲れ切って水分を欲しくなったとき、最初に何を飲むかという問い。水は疲れているときに飲むと本当においしい。後味も悪く残らないし。水と答える人が多くいると思う。でもそこにミルクティーを好んで飲む「ミルクティー党」が現れる。
その中に自分も含まれるという事実から人間の進歩を感じる。自然が生み出した「水」に、人間が作り出した「ミルクティー」は勝ったのである。つまり人間は飲み物系統の対決に勝ったのである。
自然災害や自然現象などが取り上げられると同時によく「人間は自然にかなわない」というようなフレーズが繰り返される。でも本当はそんなこと口にしてはいけないと思う。人間が考えるべきは「負け方」である。あまりにも残酷な点差で敗れてはならない。より差を縮め、引き離されないように努力する。それが大切なんだと思う。自然にかなわないからといって、そこから目をそらしてはならないだろう。次は何でリードするか、身近なものから考えたい。
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