ヴィーガンについて
もしかしたら以前にもこのテーマで書いた事があるかも知れませんけど、世間一般のイメージでは、ヴィーガンはすごく誤解されている気がします。よく言われるのが普通の人に迷惑をかける存在だとか、リベラル側の一派みたいな扱いだとか、実行している人はむっちゃ不健康だとか……。
先日もフルータリアンのインフルエンサーが若くして亡くなったと言う話題がありました。悲しい話です。ハマってしまって意固地になってしまった部分もあったのでしょうね。冷静な判断力があれば、鏡で自分の顔を見るだけでも自身の異常は分かったと思うのですが……。
ヴィーガンを実践していて辞めた人の話題もたまに目にします。実践中は栄養不足でしんどかったし精神的にも変だったけど、また普通の食事に戻って復活したよみたいな内容ですね。
確かにそれは事実だと思いますけど、ヴィーガン実践者全員がそうだと言う話でもないのではないかなと思うんですよね。否定派の人はそう思いがちですけど。
世の中を単純に考える人は0か1かのデジタルに考えがちです。しかし人間は一人ひとり違い、体質も千差万別です。つまり、ヴィーガンも出来る人と出来ない人がいると思うんですよね。
そもそも、ヴィーガンの人全員が短命って訳じゃないんですから。
精神的には野菜を食べ続けられる意志を持てても、体質的には耐えられない。そう言う人も多いのではないかと。体調を崩した人がこれらに当たると思います。
出来る人と出来ない人がいると言うだけの話なのに、ダメだった人だけを抜き出してヴィーガンは全てダメって言ってしまうと、極論になるのではないでしょうか。
それと、ヴィーガン=過激派みたいなイメージも私には違和感があります。一部の人がそれなだけですよ。環境保護団体=過激派みたいなね。LGBTQの人達だって、過激派は一部です。
これはつまり、元々過激な思想を持つ人がそう言う思想に染まった場合に過激になるだけなんじゃないかな。ヴィーガンそのものに過激になる要素がある訳じゃないんですよ。因果関係が逆です。
牛や豚や肉を食べてもいいじゃないかと言う人がいるように、食べなくてもいいじゃないかと言う人がいるだけ。食べなくても平気と言う人がいるだけ。どちらも押し付けるものではありません。
私も肉は食べないようにしていますけど、それを誰かに押し付ける事はないし、親切で肉料理を出されたらちゃんと食べます。昔は肉も食べてましたし。
私の場合はベジタリアンではなくて卵や魚は普通に食べるので、その点で健康的な意味では普通の人と変わらないんじゃないかな。肉断ちする前と後で何かしらの違和感ってのは特にないですし。
私が実践を始めたのは日月神示が発端なのですけど、そもそも幼少期から肉にそこまで執着がなかったから出来たんですよね。最初から肉が大好きだったら出来なかった気がします。
ベジタリアンも体質に合っている人が極めればいいだけで、合わない人は戻るべきだと思います。哺乳類の肉を食べないと言うだけでも十分じゃないかなぁ。それでもしんどいならやめりゃーええんですわ。
ベジタリアン、ヴィーガンも思想的な深みにハマるとアレなので、もっと気楽にやって欲しいですね。押し付けはアカンですし、勝手にレッテルを貼られるのも哀しいです。私は肉料理食べる人を非難したりとかはしませんからねっ。
人は自分の理解出来ない人を排斥しがちです。ヴィーガン関係のネットニュースのコメントを見てもそれがよく分かります。変に敵対心を抱いているコメントも多いし、そう言う意見が支持されがちなんですよね。特にニュースになる場合はマイナスイメージのものが多いので、更にこの傾向が強くなるんですよね。
世間ってそう言うものだとは思いますけど、これも今後認識が変わってくるのでしょうか。今では禁煙が当たり前になっているみたいに……。
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