三六九神示 雪道

 今回は三六九神示の外伝の転載になります。サブタイトルは『雪道』。いつ降ろされたものなのかは分かりませんけど、北陸に大雪被害が発生した時に降ろされたもののようですね。

 自然災害もまた神様からの思召です。必要だから起こってきているのです。そう言う意識になる事が出来れば、身魂もかなり磨かれてきていると言う事になるのでしょうね。


 それでは、お読みくださいませ。



 この度の北陸の大雪は、白山菊理比咩の神、九頭龍と化し、浄めの息吹であるぞよ。人民大雪で困っておるが、雪は水となり、万物を育てはぐくむ事となるのじゃ。降る雪には白山比咩の氣が入っておるぞ。浄め満ち充つぞ。白山菊理比咩御現れの雪じゃ(注 白山菊理比咩神=白山比咩神が本体で菊理姫神は御現れの姿であり、九頭龍神のとも現れ給う)。


 さあ、雪道は最初に歩む苦労をいたすぞ。その跡を皆ついてゆくのじゃ。道に迷う人民を救わむと現れた聖人達の苦労を忘れてはならぬぞ。

 救世の神霊(みたま・九聖の神霊)と称えて奉らむ。感謝せねばならぬぞ。


 先人の道開きの苦労ありて今日があるのじゃ。さまよえる現の世に、言うに言われん苦労いたして道を開きし聖人達。救世の神霊を称え奉らむ。

 さあ、降り積む雪にも感謝なされよ。春となれば、溶けて流れて水となる雪、姿は消えてしまうのじゃ。苦労と言うのもそんなものじゃ。苦あれば楽あり、わざわい転じて福と為すのじゃ。


 神のこころは何時も弥栄であるぞ。立山は父の山、白山は母の山と申してあるぞ(注 立山=富山県にあり、雄山神社が坐す。祭神は天之手力男命であるが、本体は伊邪那岐命であろう。白山は白山菊理比咩神の鎮まり給う山であるが、裏には伊邪那美命が鎮まり給う)。

 父なる神、母なる神ありて、現の世の父母もあるのじゃ。父母の厚き恵み、厳しい時ありても皆成長の為にあるのじゃ。常に見守る父母の愛、忘れてはならぬぞ。


 ン。



 苦労はやがて雪のように消えてしまう。そして結果だけが残る。苦労は同情を請うために主張するようなものではないのでしょうね。今回の神示、雪を喩えに出して神々の愛を説いています。

 自然現象には教えられる事ばかりですね。謙虚になればいくらでも気付きを得られます。有難うございます。

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