神示は期間限定モノ?

 私はそう言う能力ないんですけど、感応する人っているじゃないですか。感応と言うか憑依? 降りてきちゃうやつ。神懸かり。今で言うとチャネリングですか。それで書かれたのが自動書記ですよね。で、降ろした存在が高位なものになると神示と呼ばれる訳です。

 この神示、創作者の創作と同じで調子が良ければ一生降りてくるものだと思っていたんですよ。


 でも何かね、そうでもないみたいですね。勿論亡くなる間際まで降りてくる人もいるみたいですけど、ある一定の期間だけ取り次げたみたいな場合も普通にあるみたいです。その人に必要な分だけ降ろしきったらもう降りてこないとかね。

 次に新たに降りる場合は、別の人に降ろされたりとか。大本神諭の次が日月神示だったりするのもその系統かな? これはよく言われていますよね。


 自動書記は降ろす存在ありきなので、その存在の気分次第で「君はここまでね」って見切りをつけたりする事もあるのでしょう。神示を降ろすのも色々と大変そうです。

 そしてひとつの神示に固執する人は忘れがちですけど、神示って条件さえ揃えば誰にでも降りてくるものだと思うんです。だから、他の神示をむやみに否定するのはどうかなーって思うんですよね。知られている神示が全てじゃないですからね。


 知られている神示は知られなくてはいけない役割で、知られていない神示は知られてはいけない、もしくは知られる必要のない神示なのでしょう。知ってしまえば、その上でどう行動するかも試されるので、そこは意識しなくてはいけません。ただの読み物ではないですからね。


 私の知らない神示はきっと今もどこかで降ろされていて、個人で行動しているか、その神示を知っているグループで何かしらの行動をしているのでしょう。その行動とは封印解除をしたり、それぞれが靈的な入れ物となって動くべき場所へ移動したりと、高次の存在の代わりに人が動く事。神行と言うやつですね。

 勿論靈的真相とか、靈界の動きを知らせる広報的な役目の方もいるに違いありません。そう言う人達がいるおかげで、間接的に私達はこれらの事を知る事が出来るのですね。


 その期間だけ高位の存在が体を借りたのか、降ろす資格がなくなってしまったから降りなくなったのか。神示が降りなくなった場合の理由がどちらかなのかは分かりません。どちらもある気がします。

 いずれはみんな高次の存在を感じられるようになると言う話もあります。心の声と言う形でコンタクト出来るようになるのかも。それまでは、靈的交流もとぎれとぎれになってしまうものなのかも知れませんね。

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