最近封印解除と言うのを聞きませんな
10年くらい前までのスピ系ブログでは、各地の神域の封印解除が花盛りだったような気がします。封印された神々の復権ですな。そう言うのに熱心な神道系の組織もあったりしました。
最近、そう言う話を目にしなくなった気がします。いつからかなぁ。
勿論、私が目にしなくなったと言うだけなので、探せば今でも封印解除をしている人達がまだまだ大勢いるのかも知れません。だから私の知る限りではの話です。逆に言うと、昔はあまり興味のない人にまで目にするくらい多くの人が封印解除に励んでいたんですね。
スピ系の人は大抵封印解除が神行だと言う立場でしたが、IMO10さんのように意味があって封印しているのだから解除したらあかんと言う主張の人もいます。どっちが正しいのでしょうな。
では、何故封印解除が花盛りになったのでしょう。基本的な考え方としては、かつて日本には土着の神様がいて、それを海外からやってきた神様が征服しちゃったと言う流れがある訳です。これを現実の流れにすると、争いのなかった縄文の民を海外から来た民族が征服していった流れと重なります。神武東征とかそう言うアレですな。
また神様の話に戻すと、国津神が天津神に負けた流れですやね。だから、昔ながらの国津神を復権させるんだと言うのが日本の場合の基本的な封印解除の流れとなります。歴史から消された神々をみんなに知ってもらう。時の為政者によって歪められてきた日本の歴史を正すと言う事ですね。
彼らに言わせれば、日本書紀も古事記も嘘っぱちなんですよ。
江戸時代末期から始まった黒住天理金光大本の流れはこの流れに沿ったものだとも言われています。大本裏神業と言うのもまた、封印解除の儀式だったのではないでしょうか。私も詳しくは知りませんけど。
封印解除って儀式的な意味合いもあるのでしょうけど、目に見える形では神様の捉え方の修正ですよね。この神様は本当はこんな神様だったんですよと。認識を改めてくださいね。名前だけ残っているこの神様は本当はこう言う神様だったんですよ。みたいな。時の権力者が自分の手柄にしたこのエピソードは、実はこの人達が頑張ってやり遂げものだったんですよ、みたいな。
そんな感じで、神話の復権、民族の復権が封印解除の流れでした。
その流れが目立たなくなったのは封印解除があらかた進んだのか、それとも単にブームが去っただけなのか――。
詳しい事は分かりませんけど、もしかしたら人々が熱心に封印解除をしていた段階はもう終わったと言う事なのかも知れません。そして、かつて封印解除に熱心だった人達は、新たな次のミッションに進んでいる可能性もあります。それが何なのかは、情報のない私には見当もつかないのですけど……。
ちなみに私は封印解除的な事をした事はありません。霊感とかないからね、仕方ないね。
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