令和3年9月の三六九神示

 今回は月に一度のお約束、三六九神示の新作の転載です。9月の神示では、世界情勢への嘆きやコビッドの出現意図、未だに救世主が現れていない事や、現れるまでしっかり身魂磨きをする事などが書かれております。


 それでは、気を楽にしてお読みくださいませ。



 世界中のコロナ禍を始め、ミャンマーやアフガニスタンの事など、大きな渦が巻き荒れる世界の中、オリンピック、パラリンピックも済みたな。


 物が豊かになる程に、始めは真面目に助け合いておりた人類も段々と思い上がり、神の定めた人類の道を外れ好き勝手の道に走り、この地球を汚し穢し、戦争を重ねて争い絶え間のなき強い者勝ちの世としてしまったのであるぞ。


 この地球の五大陸に住まわせてもらっておる五色の人種は、和となりて助け合わねば、今のような主勝手のやり方では、その末、世も行き詰まりてしまうのであり、世界が和と輪となり道を守りて共に助け合い、大輪大和の世を開けよと、この和の国日本でオリンピックを開かせたのであるぞ。

 今の時代、日本にも世界にも真に世を治めて行く御魂の者が未だ出ておらぬから、日本の首相も次々と替わり、世界にも様々統治の変化を見せておるぞよ。


 現の世の事は人民に任せ自由にさせてあるが、その手の道を外れると原因結果めぐりの法則が定めてあり、良くなるのも悪くなるのも、我が身の心言行の原因結果であるぞよ。

 神が罰をあたえるのでなく、我が身が罰を作っておる事を人民も世界の国々もしかと覚らねばならぬぞよ。


 それぞれの国には国魂の神があり、それによって国々の風土や風俗も異なるのであるぞ。世界の大国は貧しき小さき国を、大国の風習を押しつけて自在にいたさんとするが、貧しき国を豊かな国が助ける事は良いなれど、我自在にいたさんとする事は国魂の神が承知せぬから、アメリカが二十年間も自在にして来たように見えたアフガニスタンから軍隊を撤兵せねばならぬような事も起こるのであるぞ。


 信奉する者にはわが宗教思想は絶対のものと思えども、一部の民族や人民の守りや救いの為に教祖が出ても人間が作り出したものであり、食い物も水とてもなきところで宗教や思想の違いで殺し合いをいたす如きは、決して真の神の道ではないのであるぞ。

 盲信し凝り固まれば、真実の事が見えぬようになるのであるぞ。


 今や世界の人類は宗教思想の偏見を越え、人は更なり万物の生命は一連であり、共生せねば生命の継続も新しい道も生まれぬ事をしかと覚り、宗教思想より元の生命の道、即ち天地親神の神理の道へ帰らねばならぬのであるぞ。


 様々厳しい警告を示し、世界の気候まで変へて人類の誤ちを氣付けておるが、未だ未だ主勝手、利己主義の改心が出来ず、何よりも物金さえあれば自在になると楽な道にばかり走る今の人民であるぞ。それ故、中々コロナも終息せぬのであるぞ。

 見てござれ、コロナを抑える事ばかり考えておる人類であるが、コロナは今日迄の人類の歩みの様々の誤りを氣付かせ、次の時代への道もこれから教えてまいるぞ。


 世界の流れにはしたがいつつ、真実の姿を見忘れぬようにいたさねばならぬぞよ。濁り切りたる世界の歴史の大きな流れ、その流れを清く変えて、地上の天国を開く真柱の御魂の神人をり出す為、泥も砂も石ころもふるいにかけ、掻きまぜ、掻きまぜ、〇九十まことの御魂の選り分けをいたしておる今の世であるぞ。


 新しい世は近まりたと申せ、今すぐに世は改まらぬのじゃ。掻きまぜ、掻きまぜ、世界には荒事が重なり、物や金や人間の知恵だけではどうにもならぬ事に氣付くまで厳しい浄めの世は続くぞよ。

 この地球に住まわせてもらっておりながら、地球も宇宙の星までも我が物の如く思い上がっておる事に氣付くまで、やむを得ず荒事の氣付けは続くぞよ。その中で、藤づるで網みた篩で〇九十の御魂の者を選り分けてまいるのじゃ。


 落ちており、隠れたおりた〇九十の御魂の者が光出し、新しき世の柱と立ち、世界五輪の輪となる恒久平和地上の天国を開くのであるぞ。

 その時が来るまでそれぞれ利己主義を慎み、苦しき中にも恵みに感謝し、まず心の中に神人和楽の天国を開き、じたばたせず今為さねばならぬ我が身の使命の果たしに努力する事であるぞ。


 コロナに感染し、あるいは世の荒波にもまれておるとも、つねに御魂の親神は見守り、禍を転じて福と為す道を開いてくれる事を決して忘れてはならぬぞよ。形ある物は必ず滅す如く、人の肉体も時来れば皆平等に土となり水へと帰るが、魂は残り、御魂の親神の下へ帰れば永遠の仕合わせなるのじゃ。

 それ故、辛い時こそ世の元の神、又我が御魂の親神との神交を忘れてはならぬのであるぞ。現の世の想念相応の霊界へ行くのである事を忘れてはならぬぞ。


 世界を九九くく大和の御魂の者救世主が現れるまで、忍耐の心忘れず歩まねばならぬぞよ。艮坤の霊筋通り、一段と世の立替立直しは厳しくなるこの時であるから、世界の大芝居の舞台にふさわぬ御魂の役者は次々と替わりて、大芝居を進めてまいるぞよ。


 党利党略、権力争いに明け暮れる政治では埒が明かぬから、それぞれの人民が造り主と造られた者、神と人の理をしかと心得、狂わぬ柱を心の内に立てねばならぬこの時であるぞよ。


 言霊神也 ン


 令和三年九月八日 天橋道士龍華斎 修聖拝写。



 この神示の内容を信じるなら、救世主が現れた時はちゃんと神示に記載してくれそうですね。ただ、この救世主がまだ産まれていないのか、産まれてはいるもののその使命に目覚めていないだけなのかは分かりません。どっちなのでしょうね。

 能力者の中には、救世主はもう産まれていると断言している人もいます。私も産まれている説を予感しておりますよ。


 勿論、三六九神示を降ろしている存在が認めていないと言うだけで、我こそは救世主だと言う人は既に巷に溢れております。神様の声を聞ける人もたくさんいます。そう言うところの中から真の救世主が現れるのかも知れません。分かりませんけど。

 中には救世主思想は古いって考え方もありますしねぇ。いやはや。このジャンルも色々と混沌としておりますですな。

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