令和3年8月の三六九神示

 油断していたら三六九神示が降ろされていたので、早速転載しますね。今回の神示のテーマはオリンピックです。感染状況の見地からの意見では開催するべきではなかったのではないかと言うものも少なくなかった訳ですが、神霊的には型移しとしてやって良かったと言うものでありました。

 ルールを守って正々堂々と戦う選手達の姿は美しいものですよね。だから感動するのでしょう。特に今回のオリンピックは日本勢が大活躍しましたね。地元故の有利さがあったにしても。



 天八あめひらけ、海八あまひらけ、目出度めでたき目出度き龍宮の縁の日であるぞ。龍宮乙姫は多岐都速川乃瀬には瀬織津姫の神と現れ、大海原には龍宮乙姫速秋津姫神と現れ、佛事には八臂弁財天と現れるのじゃぞ。宗像の神と現れては世の流れ変えてまいるぞ。


 さあ、天の御中の五柱の別天津神、アオウエイの言霊、音霊と成り鳴り現れ、陰陽五つ(一 三 五 七 九・二 四 六 八 十)の数霊となり、青 黄 赤 白 黒 、五色の色霊と成り、形ある現の世は成りたぞ。

 この地球の上に五色人種を住まわせ、木火土水の五行を恵み、道を外れてはならぬと五倫、五常の道を授け人の世の始めとなりたぞよ。


 さあ、この地球は五大陸で成り、オリンピックの五輪の輪となる。


 さても、コロナ禍おさまらず、荒れる世界の様を見てこのような時にオリンピックを開くなど考えられぬと思った者も多く、様々の物議渦巻く中、一年の延期となりたがこの令和三年開催となりたのであるぞ。

 競技をいたす選手は勝ち負けある中にルールを守り、純粋に立ち向かってもだ未だこの時世であるから、世界の関心はオリンピックや選手を国威発揚や金儲けや政治に利用しておる事もあるが、その奥にはこのような大変な時代であればこそ、この日本が開催なさねばならぬ神のはかりあっての事であるぞ。


 今や世界は平和を保つ為、国連やその他の組織で様々の規約や規則を定めて争いが起こらぬようにはかりておるが、現実は宗教思想、我信じる道を守る為、そして利害の為に切格平和の為に決めた規則も守らず、策をめぐらせ、だまし合い、その末は戦争と争い絶え間なき世といたしておるのであるぞ。

 核兵器もそれを使えば人類滅亡となる事は皆判りておりても核兵器をもって威嚇し合い、他国の核の傘下で守られておると大国の言いなりになっておる日本のような国もあるのじゃぞ。


 核兵器を使う戦争で人類が亡びてはならぬから、先の大戦では日本を犠牲にして広島長崎に原爆を落とし、近くでは津波による福島原発の損壊で核の恐ろしさを世界に見せつけた日本であるに、八月六日、広島原爆記念日の式典で日本の首相ともあろう者が挨拶の中で一番大事な、核禁止条約のページを読み忘れるようなまことに情けない有り様であり、国の柱と立たねばならぬ政治家が世界の大国や金権主義の金毛九尾の自在となり、性根を失い腑抜けとなりておる様をありありと見せたる広島原爆記念日でありたぞよ。


 コロナ対策も後手後手でままならぬ。そのような中でオリンピックの開催――スポーツに於いては優勝劣敗はつきものでありて、勝てば喜びまければ悲しむが、規則に反すれば失格となる厳しい定めで純粋が守られてあるスポーツであるぞ。

 五大陸が輪結びで治まり恒久の平和を目指すオリンピックであり、世間の経済や様々の営みも今も先の世も優勝劣敗、勝ち負けはあるが――決めた規則をいまさら良く守る世と開かねば争いは絶えぬのであり、規約規則を正しく守らねばならぬのが大和の国、日本の使命であるから、この大難の世である故に、大和の世の先魁さきがけとこの日本に無理矢理でもオリンピックの開催をさせたのであり。その神意を覚らねばならぬぞよ。


 当に猿蟹合戦の今の有り様であり、金権主義の猿に熟した柿は奪われ、青い渋柿を投げつけられようとも、それに負けず、猿を押さえつけたる臼、即ち宇主Θ宇宙大元の神、国祖艮金神を始め世の元からの神々、人と為す世の営みの正邪善悪を神法に照らして見ておる事を忘れる事なく、皆正しく神法を守る子蟹即ち神の子と育たねばならぬのであるぞ。

 扨も、猿蟹合戦の型は三河の国に見せてあり、親蟹が三河の国、子蟹が三河湾の佐久島であるぞ。子蟹が立派に育つ事、真実が明らかになる世を神は待てども未だ未だ先の事じゃ。人類が立派な子蟹と育つまでには、未だ未だ様々な試練を越えねばならぬのじゃ。


 人が現の世に生まれて来たのは、喜び悲しみ様々の事を体験し、豊かな御魂と育つ為じゃ。未だ未だ真実の事が明らかにならぬ利己主義われよしの世であり、矛盾だらけの世であるが、人節人節、大芝居の舞台が進む程、真実まことの事が明らかとなる水晶の世となり、ヅル賢い猿も改心して子蟹と共に力を合わせ、国々の道が立ち、勝ち負け優劣は何時の世もあるとしても共に理解し、慈しみ、助け合う世と開いてゆくのであるぞ。

 その意に於いての東京2020オリンピック、二ニは御祓の数、又、二ニ富士は晴れたり日本晴れ、御祓の節を越え、その末に日本晴れの世が来るのじゃ。


 これから様々の節あれど、自分よがりの考えとならぬよう。流言蜚語に迷わされぬよう、真実に向け、皆でとなり進む世と開くのであるぞ。


 言霊神也 ン


 令和三年八月八日 龍華斎修聖拝書



 オリンピック、パラリンピックが開催されたからと言って即何かが起こるという訳ではないでしょう。ただ、このような状況でも開催された事自体に意味があったのだと、神意があったのだと前向きに捉える事が重要なのかなと思います。悪意は嫌でも目に付きますからね。


 世界がきな臭い方向に進む中で、それでもみんなと手を取り合って共に歩む事が大事だと実感出来るイベントはどうしても必要だったのでしょう。日本でしか開催出来なかっただろうと言う海外からの言葉を、どうか素直に受け取りたいものですね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る