　弥勒の世になると全人類が霊能に目覚める水晶の世になると言われていますが、早くそうなるといいのになーって思ってしまいます。水晶の世ってテレパスで心の中が分かるようになるので嘘がつけないって話ですよね。

　嘘がつけない世界って、物語の中ではディストピアで表現される事が多いです。嘘があるから世の中が潤滑に巡るってオチですね。嘘のある世界のデメリットに目をつぶって。

　確かに嘘のあるメリットもあります。逆に嘘のないメリットもあるんじゃないかな。勿論思考実験では嘘のある方が良い世の中と言う結論になるのかも知れません。ただし、実際にそうなってみないと実際のところは分からないものです。

　嘘があるから陰謀論も出てくるのです。嘘をつけるから悪もはびこるのです。それに進化は人の都合を優先しません。人は変化についていくしかない。コントロールなんて出来んのです。そう言う世の中になってしまったら止める事は出来ません。

　ぶっちゃけて言うと、私は全人類が霊能力に目覚めた方がいいと思うんです。全ての人が背後靈とか指導靈とか見える。会話も出来る。テレパシーで心の会話も出来る。お互いの心の中も読める。そうすれば疑心暗鬼と言う言葉もなくなります。その言葉の裏を探る必要もなくなります。

　当然最初は上手く行かずに混乱する事でしょう。ただ、それが当たり前になればいつかは慣れるんじゃないかな。強制的にそうなっちゃったら仕方ないですよね。

　古代人はそう言う能力を持っていたって言う話じゃないですか。昔の人が出来ていたんだから今の人だって出来ますって。能力の封印が解けたら嘘の宗教もなくなりますよ。無神論者もいなくなります。精霊とも仲良くもなれます。自然を自分勝手に壊す人もいなくなる事でしょう。動物達と意思疎通出来るようになるかも知れません。夢が広がるなぁ。そうなると肉を食べる人も減るでしょうね。

　今は妄想するだけですけど、そう言う世界が来たら受け入れられる心の準備が私には出来ております。遺伝子の封印は悪の存在が人類を支配するために施したらしいので、その存在が一掃されれば封印は開放されると言う話もあります。

　今は特別な能力がやがて全ての人の当たり前になる。そんな日を夢見る私です。