何も知らないから受け取れる

 人は何故前世の記憶をなくして産まれてくるのか。覚えている人が1人もいないならこんな疑問も無意味ですけど、中には記憶を持っている人もいますよね。と言う事は、その時点で役割が違うと言う事なんじゃないかなと思います。


 覚えている人の話は後半に回すとして、何故人は忘れて産まれてくるのか。この疑問は多くのその手のサイトや書籍で語られております。そう、新しくやり直すのに記憶があっては足かせにしかならないからです。

 例えば前世でお金持ちだったのに、現世では一般庶民だったらどうでしょう。お金持ちだった頃の癖が抜けずに不満しか覚えないに違いありません。前世でスポーツ万能だったのに、現世で運痴に生まれたら? 他にも様々なパターンが考えられますよね。どちらにせよ、前世の記憶は現世を普通に生きるのに邪魔になる事でしょう。


 私はこの説、真理に近いと思います。断言出来ないのは私に霊感がないからですね。霊感があって前世の仕組みを作ってる人からの答え合わせが出来たなら断言します。

 まぁ、死んだら自動的に分かるのでしょうから別に答えを焦りはしませんけどね。


 無神論な人は死んだら消えるって言いますけど、それも転生の証拠が見つかってないからでしょう。科学だって発見されてやっと前に進めます。色々な新発見がなされるまでは、それらはないものとされてきましたもの。例えば化石。化石が発見されるまでは、恐竜の存在は否定されていたでしょう? ドラゴンの伝承はあっても架空のもので終わりです。死の事実が発見されたら常識がひっくり返りますわな。

 ま、逆に言うと発見されてない内は仕方がないんです。そう言う人もいるよねと言う事で。そこで自分の説を押し付けるのはよくありません。どうしたって聞く耳持ってくれませんからね。


 ええと、何でしたっけ。そう、前世。前前前世。前世の具体的な記憶がなくても何故だか分からないけど生理的に何かが無理ってあったりしますよね。逆に理由は分からないけど何かが好きとか。そう言う理由は分からないけど生まれつきフラットに受け取れない何かがある場合、それが前世由来のものである可能性は低くない気がします。そんな感じで、多くの人にも記憶はなくても前世から何かを引きずっているものがあるんじゃないかなと思ったりします。確証は持てませんけど。


 前世でギャンブルで失敗して凝りたから賭け事がすごく嫌いだとか、同じ理由でお酒を飲む気が全然しないだとか、前世で神職についていたから信仰心が強いだとか……。好き嫌いで言えば、犬が好きとか猫が好きとか蛇が好きとか、逆にそれらが嫌いだとか。

 この理論で行けば、好きなものと才能が違うと言うのも、前世からの持ち越しが理由だったりするのかも。全部が全部じゃないにしても、何%はそうだったりして。


 と言う訳で、前世は気にしない方がいいよと言う話なのです。折角忘れたのにそれに振り回されてどーするんですか。今の生き方は今の人生で、ゼロから楽しむべきなんですよ。それが生を謳歌するって事なんだぜ。……なんて事を、この間ふと思ったのでした。


 後、前世を覚えている人はそれを活かす生き方をするために生まれたんじゃないかなと。私はそう思っております。だからきっと覚えている人はそう言う生き方をしている人が多いんじゃないかな。そう言う役割を持った、言わば生まれつき魂のステージの高い人とかが底辺の生活をしちゃいかんですよね。ニートは無能力者だからこそなんですよ。出来る人が落ちぶれたらアカン!

 って、出来る人が落ちぶれる事はないと思いますけど……。例え一時期ホームレスになっても、持っている人はそこから復活出来ますものね。


 と、ついつい前世についてとりとめもなく話してみました。今回はこの辺で終わりまーす。最後までお読みくださり有難うございました。

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