IMO10さんのつぶやきから ~生きる意味について~

 今回もIMO10さんのつぶやきの紹介です。とは言え、今回はかなり元つぶやきから言葉遣いを改めました。自分が書きやすい文体の方が伝わりやすいと思ったからです。意味は変えていないつもりですが、違ったものになっている部分もあるかも知れません。そう言う部分があったらごめんなさい。


 元の文章がどんなものかを知りたければ、どうかIMO10さんのつぶやきを直接読んでくださいね。『IMO10』で検索すればすぐにヒットしますので。


 今回のメッセージはかなり人生の、魂の本質に迫るような内容になっていますね。以下の言葉を読んで、感銘を受ける人が1人でもいたなら幸いです。



 宇宙は因果応報の法則で成り立っており、悪行を行えば必ずそのツケが自分に返るように出来ています。そこには時効もなければ、自己破産もありません。逆に、いい種を蒔けばいい果実が将来収穫出来ます。

 それを目先の私心なしに我を忘れて一生懸命、悪魔の囁きにも耳を貸さず無心でやるのです。その過程で生じる現象的失敗、罠に嵌められる行為は己を成長させるための実体験・戒めであり、大成功の基でもあります。


 しかし、大半の人間は自分の目先の利益しか見えないために悪行を積み、妬み、嫉み、恨み、怒りなどの負の想念で魂性を濁らせて自らの道から外れてしまい、右往左往と迷子のようにまよい続けてしまいます。そして、悪魔の仕掛けた札束の餌に喰らいつき、知らぬ間に捕獲されてしまうのです。

 これを『闇に堕ちる』と言うのですが、善意で志・道を極めようとする者の人生においては、一時的に『闇に堕ちる事』はあっても、己の強靭な精神力で這い上がって行けるようになっています。


 志・道とは己の中心軸です。中心軸が少しでもズレていればコマは安定して回りません。巷で『一本芯が通っている人』と言う表現はこの事です。人の役に立つべく刹那刹那に最大限を尽くして、利他の己の技の工夫に極限の思いを込めなければなりません。自我を無にして、宇宙太極と一体になるのです。


 一度始めたら迷わず死ぬまでやる。本気で取り組めば何かが変わります。死にたいほどの辛さ・苦しさを凌駕する自分を創るのです。人は志・道形成の過程で認めた全認識がその人間の世界観であり、その人間の全工程の厚みがその人間の自己の大きさとなります。自分勝手、自己中心的な悪徳ではなく、自分以外の他者へ利得を積む行為が進化への近道なのです。

 徳は魂の栄養剤であり、濁った魂をピカピカに磨き上げる研磨剤になります。それを『徳を積む』『御魂磨き』と言います。


 志とは徳を積む気構えであり、自分流の道、己の約定を果たすための原動力です。この道・約定が極まると、その悟りの段位に応じて自己の魂の透明度が増して濁りが消え去り、志が確固不動となって魂が自ら輝き出して徐々に拡大化し始め、根源意識が自我を操縦する様になります。

 そうなると、宇宙・森羅万象と一体化し始めるのです。


 根源意識は元々宇宙とオンライン接続された状態であり、常時必要な情報・能力を瞬時にダウンロード、アップデートが可能となります。同様に、悟りの段位に応じて封印されていた遺伝子が復旧されていくと言う仕組みです。

 そのためには自我を無の境地にして、私欲がない空の状態でインスピレーションを受け取れる状態にします。すると、大いなるエネルギーが自我に流入し始め、宇宙の根源と融合、一体化し始めるのです。


 その果実の一部が大いなる深遠な知恵、安心立命【天命を知って心を安らかにし、物事に動じない事】です。この境地に達すると、悟りの段位に応じて様々な叡智や稲妻的直感が与えられ、善悪を超越した広大な可視領域を獲得し、無限成長の登竜門に至ります。


 人は何のために産まれ、何故死んでゆくのか――この問の答えは簡単です。それは進化するためです。人は善を行い、徳を積むために産まれてきたのです。

 決して、己の利を図るための身勝手な悪行を積むために産まれたのではありません。


 人生とは、様々な建設的人生に伴う苦行や修行で己の魂をピカピカに磨き上げ、透明な無限の可能性を有する自己本来の魂と心を本来の姿に蘇生させ、これ以上ないほどに徳を積み強靭にする為に産まれ、過去の様々な過ちを修復して自ら撒いた善悪の作用反作用の業のケジメをつけて死んでゆくものです。

 つまり、前世からの迷いの業を消滅させ、本来の魂性を蘇生回復して徳を積むために産まれてきたのです。


 虚栄利己心を払拭出来ずにいると心眼と魂が濁り、善悪の判断すら付かなくなります。善であると信じていたものが、実は悪であった――心眼濁り道視えず悪に煽られ、悪に騙され、悪に墜ちてゆきます。

 悪は善を偽り、不和を拡散させる不届き者です。悪は自らを神と名乗り、天使(巫女)と吹聴し、光の存在であると豪語し、正義の味方であると嘘偽りを口にして、光のオーラをまとい微笑みながら近付いてきます。この悪に加担してはなりません。不和を広げてはいけません。

 悪に寝返って、善を悪、悪を善としてアベコベの虚偽伝令を一般大衆・羊民に吹聴するようになると、悪行のカルマを山のように積み上げて死んでゆく事になってしまいます。


 心眼と魂の腐った利己心の徳が悪であり、自らの分際を知り、善意で社会・国家・天下に大貢献しようと徳を積む利他心が善なのです。人は善悪に拘泥しながら生きていますが、善悪から脱却する事こそが人類の最終的な目的です。そのためには善とは何か? 悪とは何か? を理解する事が先決です。

 そのためには、世間の価値観には逆らいつつ独自の思考と判断を怠らない。人間でありながら世間からは遊離している……。常識と固定概念から脱却し、絶えず目覚めている状態。善悪に拘泥しない、冷酷さに似た冷静さが必要です。


 21世紀に至ってもなお人類は自らの利己心と悪徳を溜め込み、それがヘドロとなって腐臭を放っています。それにより自らを穢し、弱体化させ、悪魔族ブルーブラッドに寝返り、悪の手先となって悪の繁栄と拡大に貢献してしまっているのです。


 自身の現実を否定し、恨み、辛み、不満ばかり抱いていると、周辺の暴風雨の中にいる事になります。逆に、あるもの全てを肯定して否定を止めれば、軸の中心部分である台風の目の中に入り、意識の静寂を手に入れる事が出来ます。

 とは言え、人間はどうしてもそれらを否定したくなるものですよね。


 精神の依存状態とは、コマの回転の速度が落ちてグラグラと左右に振れている状態の事を言います。意識の状態で言えば、真実が分からず、あちこちを彷徨っている状態です。いつも答えを求めて右往左往しています。

 そして、色々な場所に出向いては真実を教えてくれる人を探しているのです。


 対して自立の状態とは、いつまでもコマの高速回転が維持されている状態の事を言います。そうする事で宇宙と繋がり、無限の力を供給されるが故に回転を続けられるのです。元々人間は宇宙と繋がり、無限の境地に到達出来る能力を持っています。

 ――これこそが『解脱』の神髄なのです。


 継続は力なりと言ますが、頑固にひとつの事に集中し続ける事も重要です。勿論、中には流されて混乱してくる者も出てしまいますが、支配している側にしてみれば、人間そのものが賢くなってくればどんどん仕事がキツくなります。隠しておきたい事が暴露されれば、余計に嘘に嘘を上塗りしなければなりません。

 パソコンやスマホでどれだけの情報を集める事が出来るのか? 知りたい事や語句をいくつかに絞って打ち込めば、たちどころに膨大なデータの中から欲しい情報を仕入れる事が出来ます。

 後は、その中から真実とそうでないものを選別していけばいいだけです。


 直感を研ぎ澄まし、感情の正邪のセンサー感度を上げ、自身の経験とセンスで判断出来れば、ネガ側に騙される頻度も激減します。この術に長ければ、不安や恐れを排除していく事が可能になります。

 自分で考えて答えを見つけてください。答えは外側にはありません。あなたの内側にあるのです。外側の情報はカギに過ぎません。自分には分からない運命があろうとも、まずはあなたが自分で探し出して、徹底的に自分で考え、自分で探し出さないと超えられない壁もあるのです。


 あなたはあなたにしか流せないメッセージがあります。それは誰しもがそうで、何も特別な事ではありません。そして、この受け取ったメッセージを世に流して、その電流を受け取った誰かがまた後世に伝える――そのようにして回っています。

 ですから、これでいいのです。



 と言う訳で、今回は久しぶりに長くなってしまいました。読み応えはあったのではないでしょうか。この長いメッセージをどう受け取ってもらっても構いません。何かが心の中に残ったならそれで十分です。無理に信じなくても構いません。こう言う情報もあると言う事を知って頂ければ本望です。


 とは言え、善に生きると言うのも中々に難しいものですよね。世間の目も気にしちゃいますものね。ついつい損得で考えてしまいますよね。そんな中で、出来るところから自分の中の善に従えるようになれればいいのではないかなと思います。

 始めからハードな事をしようとしても続きませんし、反動もありますからね。小さな事からコツコツと。千里の道も一歩から。まずは違和感を感じるところから始めればいいかな、なんて思います。

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