令和2年5月8日の三六九神示

 と言う訳でですね、三六九神示の新しいものが降ろされていたようなので、今回はそれを紹介したいと思います。三六九神示は現在の情勢に寄り添うのが特徴でもあるので、今回もそのような内容となっております。

 現在の状況に不安を覚える人も多いと思いますが、この神示の中に何か感じるものがあれば幸いに思います。




 五四五四いよいよ 有り難くも厳しき日の出の神の御現れの時であるぞ。


 昇る日の出に闇の夜は明け、世界の国々も人民もつつみ隠しの出来ぬ、水晶の世の始めであるぞよ。新型コロナウイルス世界に蔓延し、人民は恐怖の渦巻きの中で様々困窮しておるが。この大節、皆、勇気を出して乗り切らねばならぬぞ。


 世界の頭達、誰が悪い彼が悪いが原因と争いておる時ではないぞ。日の出の神と、竜宮の乙姫つれそうて、必ずこの大節乗り越えさせてまいるぞよ。

 人類が地球に生まれて以来、ウイルスも細菌もつきものじゃ。共にΘかみから生まれた生きものじゃ。恐れるばかりでは先行きならぬぞよ。


 これまで人類は幾度もの疫病の流行や又、戦争も乗り越えて今日まで生き延びてきたのじゃぞ。世の元の神々に生かされ、人の御魂の力、生命の力で今日まで生きて来た事、感謝せねばなるまいぞ。


 始めは人類も少なく、地の恵みの自然の植物、動物、魚、皆で取り分け合いて仲良く暮らしておりたが、段々と人も増え、自然の動植物だけでは食物足らぬようになり、土を耕し、農業を始め、牛や羊を飼いて、それも食料といたし、この地球の資源で鉄や玉やガラスを作りて、それを金に替えて物を売買し、段々と貧富の差も出来、物の奪い合いの争いも激しくなり来たのであるぞ。

 強い者勝ちの、利己主義われよしの世となり、何度も戦争を繰り返す中、鉄砲大砲どころでない核兵器を造り出し、威嚇し合う世となったのであるぞ。


 戦いの度に人類の知恵学は進み、他の生物を犠牲にし、人類だけの繁栄、栄華を目指した結果今のような豊かな楽な世の中となりて、人類は物質文明の華に酔いしれて居るが、それが為に自然の力で浄化しきれぬ恐ろしい公害を垂れ流しておるのであるぞ。


 見た目は結構な天国暮らしであるが、地球の生命、即ち、神の生命を吸い取りて築きた今の物質文明や、金さえあれば何でも自在になると思う経済の流れは、長い目で見れば今の新型コロナウイルスより恐ろしいものである事を知らねばならぬぞ。

 この度のコロナウイルスで経済の流れも人の交流停滞した事は、トントン拍子で浮き足立ちた人類よ、ちと立ち止まりて世界の流れ、我が身等の姿は正しいものか返り見よとの神の警告であるぞ。


 人と人の接近を避けさせ遊びほうけておる者も、外出を自粛させ様々な行事やイベント、神賑わいまでも中止させ人と人との間をおかせたのも、我が身一人にならせて、神と人、人と人との関係や縁の大事さをかみしめよと申すのであるぞ。

 コロナウイルス感染を避けるだけの三密禁止と思うが、それだけの事ではないのであるぞ。


 科学万能と思い上がりておりた事も、金の力で何でも自在になると大きな取り違へをして、人間としての優しさや良さを忘れておりた事にも、この度、氣づかねばなるまいぞ。


 生まれる時も霊界へ行く時も一人であるが、生きておる間は神に生かされて、親子兄弟夫婦、縁しある人々のお陰で暮らしてゆけるのであり、共に存し共に生きる事の大事さもしっかりと覚りてゆかねばならぬぞよ。


 新型コロナウイルス感染の終息の日も未々だが、経済も下落し、困窮する者も多いから、これまで通りの金権主義のやり方に返そうとすると様々の争いが一段と激しくなり、世界には戦争も起こり、天候の異変や災害も重なり、食料不足も起こるや知れぬぞよ。


 この度の新型コロナウイルスの試練で人類も少しは賢くなりて、共存共生あっての地球社会である事を世界の国々も人民も思わねば、金さえあればと金毛九尾の金権主義に振り回されておれば、それこそ金の枕に死なねばならぬ事も起こるぞよ。


 今の世に生きるには未だ金もいる物もいるが、欲のみに走り道を外れてはならぬぞ。程を知らねばならぬぞよ。共に助け合わねばならぬ。

 それはそうじゃと思いても、中々人の為に尽くす事等出来ぬのが人間。利己主義の我欲であり、それが為、ころんだりすべったり行き詰まったり、痛い目に合わねば真実の事が判らぬのが人間じゃ。


 この年はオリンピックの開催となり、中国の習近平も日本に来たり、万々歳じゃと思っておりたであろうが、逆様の事となり、中々思い通りには行かぬのが現の世であるぞ。先を案じず、今に生きる事じゃ。


 さあ、日本は世界平和の要とならねばならぬ国とくどい程申してあるが、それを打ち壊さむと世界の大国は迫り、日本の国の頭も戦争の出来る国になる事を願いておるぞ。そんな事で何とするのじゃ。


 今、日本は体主霊従の鬼に呑まれんとして居る。もう呑まれておる一寸法師の日本の国。国の頭が目醒めずとも国民一人一人が一寸法師となり、針の刀を打ちぬきて鬼を退治するのじゃぞ。

 コロナウイルスで総ての流れが止まっておるような中にも、神の四九三しくみは次の段へと進めてあるぞ。


 人類よ、この時の流れが止まったようなこの時に、思い上がり地球の生命を吸い取りておる今の文明である事に少しなりとも氣づかぬと、コロナウイルスは終息しても人類に対する試練は重なるぞよ。良く良く心して、大戦争等起こすなよ。


 平成の世を終わり、三千世界に埋めの花咲く令和〇輪の世の開きは、ちと厳しいと申してありたぞ。

 その厳しさも、人類存続の為の三千年の禊である事覚らねばならぬぞよ。


 言霊神也


 令和二年五月八日


 天橋道士龍華斎 修聖拝写。



 人類に対する試練は重なる。これは重い言葉ですよね。どうかそうならない事を祈るばかりです。戦争の火種と言えば、今はアメリカと中国が分かりやすく対立していますけど、そこばかりに気を取られていると別の場所からくすぶってきた火を止められないかも知れません。分かりませんけど。


 思えば先の大戦も、遠因はスペイン風邪が影響していた可能性もあります。だからこそ、今の有り様も世界が悪い方向に転がらないように見ていかないといけませんね。

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