2019年12月のチャネリングメッセージ その12

 IMO10さんのチャネリングメッセージ、その12回目。今回はちょっと短めですね。内容的には他星人が地球人に対してやった事と、地球で人間が育てられている理由、日本人の特別さについて語られています。



 さて、プレアデス人が何をしたのでしょう? 当時の地球では、来るべき変化に備えて、完全な人間を創造するプロジェクトが行われていました。そう、遺伝的欠陥のない、パーフェクト・マンの創造です。

 プレアデス人が「落下」と言われる遺伝子操作を行った事は事実です。この落下を行ったプレアデス人の指導者プレジャは、この遺伝の秘密を握ってしまえば、プレアデスは人類の王としてこの宇宙に君臨出来ると考えたのです。それは、浅はかな独裁者の野望のようなものでした。

 そして、他の誰にも知られないようにする為に、遺伝子をバラバラに分解したのです。


 人間の欠陥を補うための遺伝子コード――これは私達の科学をもってしても作り得ないものです。今、その再創造が太陽フォトンの力によって行われています。この太陽フォトンも全く人工的に作れないものです。プレアデス人の嘆きは想像に難くないでしょう? まして、自分達の祖先がそのような暴虐を行っていたと知ればなおさらの事。

 しかし、プレジャはその秘密を握ったまま暗殺されます。何ひとつとして残っていません。……彼女は誰にも教えなかったのです。記録も残していませんでした。


 プレアデスに限らず、過去にこの地球に干渉して失敗を繰り返した文明は沢山あります。もちろん、オリオン、シリウス、ベガなども前科持ちであり、過去の精算をするために地球に干渉しているグループも一部あるのです。シリウスも地球人を絶滅寸前にまで追いやった苦い過去があります。

 現在のプレアデスでは、地球に対して友好的な感情を持たない者が大勢います。中には地球への介入に懐疑的な者もいます。プレアデスの議会では「自分の撒いた種」の議論が盛んに行われています。喧々囂々と言っても良いでしょう。それほど重大な影響を及ぼしたのか? についての議論ですね。

 それが元で、プレアデス人の返答は歯切れが悪いのです。


 ただ、今の地球の状況を何とかしたいと考えているごく少数のグループもいますので、彼らの心情も察してあげてください。もちろん、上から目線で隠し事が多く――どこか他人事――責任逃れの言い訳ばかりで、誠意がないと感じている皆さんも多いと思います。

 それは癌の患者と医師の関係に似ています。患者に対して、あなたは末期癌で余命半年です――と、事もなげに告げる医師がいますか? それと同じ事です。


 言える事もありますし、言えない事もあります。そして、管理層側の不干渉の制約と厳しい通達により、言いたくても言えない事情もあります。是非、感情的にならずに彼らの意見を聞いてあげてください。


 知っての通り、地球は作られた実験惑星だ。その惑星において、新しい実験として人間は作られている。人間を量産すれば、新しい生命の在り方として宇宙へ出荷するような手筈になる。新型の生命体には感情が備わっているが、感情自体は未だ試験段階であり、今は耐久性をテストしている段階だ。

 宗教に漬け込んでどれくらいの期間で間違いに気付けるのか? 悪に対する耐性実験、高度負荷実験で様子を見ているのだ。

 善悪の判断が出来ない者、宗教に依存する者、耐性のない者、将来的に感情が暴走して破壊神になる恐れがある者は、事前に弾かれて出荷出来ないようにされるだけだ。


 つまり、人間の質がこれからの宇宙を決めるのだ。だからこそ重要になる。生命の倫理を兼ね備えている者は、この宇宙ではごく僅かだ。その僅かの者が人間を良いものにしようと意気込んだが、他の生命体に横槍を入れられたのだ。

 人間自身がもっと自分達の可能性を考え始めると、更に可能になる事が増える。それは意識の面でOKを出す事が必要だ。


 だからこそ、トカゲや、そう言う人間が賢くなると困る集団は、人間は愚かだ、絶望しろ、と日常の嫌になる事をふんだんに吹き込む。

 すると、人間は素直だからな。まさか自分たちが騙されているとは思いもよらず、言われた通りに絶望してしまう。その繰り返しが宗教であり、戦争であり、娯楽であり――様々な場面に応用されている。


 だが、そうそう振り回されてばかりでは済まない。人間自体の宇宙への出荷は既に決まっているのだ。依頼者は今か今かと、首を長くして待っている状態だ。

 ……それだけ、この宇宙が手の施しようもない程の末期状態に陥っていると言う事でもある。だからこそ、ここで人間の質を変えていく事が重要なのだ。


 人間を育て、耐久性のある質の高い「人間」を作っていく事――それはお前達の活躍にかかっている。この質次第で未来の戦争も回避されるのだ。惑星がひとつなくなるほどの戦争も起きずに済む。

 人間が、自らの力で自分自身を変えられるのだと知った時のパワーは凄まじいものがある。元々感情の力が強いのだ。その力で星を消滅させる事も出来るような力だ。

 だから、その力を爆発させた時にどう言う衝撃が来るか? それらの事象が宇宙に与える影響を観察し、それを他の宇宙に流す。


 そう、人間自体が鍵なのだ……。その鍵をいつ外すのか。どのように外すかは計画者に任されている。何も考えず、ただひたすら食べて寝ているだけで未来は良くなる、と考える者はこの先流されていく。

 何かが変わる訳ではない。今までの数千年と同じように天変地異はある。そして明日死ぬかも知れないと言う事を、もっと身近に感じるかも知れないと言う事だ。地球自体の認識を改めれば、何もそう恐いところでもない。


 地震がある日本では、少し揺れただけではもう何も感じないだろう? 日本の方が奇異なのだぞ? 地球全体で見ればな……。その事を日本人自身が知らないと言う奇妙な状態だが、今はそれでいい。

 一方、パニックに陥り理性を失い獣と化して暴徒化する他国の群衆は、この先の地球には残れないだろう……。



 人間は今後の宇宙のために必要だから地球で育てられている。それをよく思わない存在が邪魔をしている。この話って、神話で神が人間を大事にしろと言われて一部の天使が反乱を起こした流れに似ていますね。その神話にも巧妙なすり替えが行われているみたいですが……。


 とにかく、この設定を頭の中に入れておく事で、将来的に信じられない事が起こった時にパニックにならずに済む気がします。勿論そう言う展開になるとは限りませんけど(汗)。

 その時はその時で、この設定を創作に活かすとかして有効利用するのもいいかもですね。転んでも、ただで起きなければ全てヨシ! です。

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