大事な事は自分で歩む事

 スピな事ってすごくスケールが大きい訳ですけど、そこで何を得るかはその人次第ですよね。占いの延長線上で捉える人もいれば、人類を救う鍵として熱心な人もいる。ただ、スピリチュアルで検索すると、多くの人はライトな捉え方をしているようですね。ライトスピリチュアル、ラノベ風に略するならラスピの人が多い訳です。


 そう言う分類で言えば、私はヘビィよりのスピ好きです。逆にライトな方のスピ情報にはまーったく興味ありません。どこの寺社がパワー強いよとかどーでもいいのです。

 だから、最近話題になったガンズ水とかも全然知りませんでした。何ですかガンズ水って? どうやら水素水と同じく、信じている人は科学の敗北だそうですけど。自然派ママと言うカテゴリで流行っているものって、そう言うものが多いそうで。知らない世界だなぁ……(汗)。


 スピ情報を発信し続けているIMO10さんのアカウントで一番強く訴えているものは自立です。依存しない事。自分で選んで自分で判断する事。私もそれだよなぁって思いますね。全ての情報は自分が自立するための判断材料でしかないんですよね。


 科学と宗教(スピ的なもの)は正反対的なものとして捉えている人が多いのではないかと思うのですが、私はそこに哲学を加え、その3つが大事かなと思っています。

 前にも書いたかも知れませんけど、科学は自然から神を探す学問で、宗教はその神から教えられたもの、哲学は自分の内側から真理(神)を探し出すものです。


 科学は疑い、信仰は信じ、哲学は気付くもの。そのバランスが大事かと。最終的に動くのは気付きです。つまり、哲学によってやっと人は動けるのではないかと。

 順番としては、まず疑い、疑っても疑いきれないものを信じ、信じたものから真理に気付き、そうして動き始める……みたいな。信じたものから疑ってみてもいいでしょう。最後に待っているのは、そこから得た気付きになるので一緒です。


 ガンズ水にしても水素水にしても、周りの反応はおかしいぞ? どっちが正しいのかな? で一旦自分で考える事が重要です。どこかでその段階になればいいんです。そこでやっぱり自分が信じるのが正しいとなれば、それはその人の判断ですよ。


 盲信や依存になってしまうと簡単に騙されてしまいます。どこかに第三者的な自分をおいておくのはとても大切な事ではないでしょうか。日本人はそう言う感覚を養いやすいと思うのですよね。いいとこ取りな国民性ですから。この宗教のこう言うのはいいから取り入れよう、こう言うのは合わないからいいやってのが出来るでしょう。


 世の中に現れているものはどこか欠けている訳です。だから補って完成形に近付けていける。科学も宗教も何もかも取り合えすは飲み込んで、そこから何かに気付いてそこから先に進む道を臨機応変に決めていく。

 その気付きには、自分の外側の何らかのサポートがあったりもするのでしょう。


 感謝が大事だとか、全てが有り難いとかも、誰かに言われて従うのではなく、自分の内側から『ああ、これが大事なんだ、有り難かったんだ』と気付くのが一番大事なのだと思います。自ら得たものは簡単には忘れませんからね。


 これを読んでいるみなさんも、全ての情報をフラットに扱って、決めるのは自分自身だと言う意識を忘れずにいて欲しいと思います。

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