感覚の話

 大昔、生き物には目はありませんでした。だからと言って目がない時代にも実際には色はあった訳です。耳や鼻がない時代、音や匂いはなかったのでしょうか? そんな事もありませんよね。

 つまり、人が知覚していないものもこの世界には常に存在しているかも知れない。いつか全く新しい感覚を覚える事が出来たなら、その今まで知られていなかった世界の本当の姿がまたひとつ当たり前になるのかも知れない。そんな事を私は思いつきました。


 逆に言うと、この世界を私達はまだ正しく認識しきれていないのではないかと言う事です。まぁ仮定の話でしかないのですけどね。

 そのまだ知られていない感覚が、俗に言うオカルト分野の能力とかそう言うものなのかもなーと考えたりもするんです。


 例えば人の心が分かるようになったり、霊が普通に見えたり会話出来るようになる。この世界と霊界は同じ場所に存在していて、死んだ人ともすぐに会話出来る。今の霊能者が持っているそんな能力が全ての人の常識になる。新しい感覚が開放されると、そんな世界が待っているのかも知れません。今はまだ何となく感じるしか出来なかったものが、はっきりと分かるようになるとかね。


 生物は視覚を得て行動範囲が格段に広がりました。新しい感覚に目覚めれば、それと同じ現象が起こるのかも知れません。宇宙の秩序を守る宇宙連合の皆さんとの交流も始まるかも知れませんし、地下世界で人類を見守っている存在とも仲良くなれるかも知れません。


 新しい感覚が目覚める事で、科学もまた別次元の進化を遂げる気がします。今はまだ不可能と思われている時空間移動の技術も、やがては発見されるのかも。

 ま、あくまでも仮定の話ですけどねー。そうなったら面白いなって言うだけです。私はその可能性だけはあると本気で思っていますよっ。

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