人間とは何か
哲学っぽいタイトルですが、内容は別に深くありません。異世界ファンタジーとか人以外の人型種族が出る物語では、人間の定義について語るシーンが出る事は多いですよね。
「私が……人間如きに……遅れを取るなどと……」
「ふん、人間風情がっ!」
「所詮人間よ……」
あれ? 人間を見下すシーンが多いような? 基本人間の上位種が人を語る時に喋る台詞なので、人間を見下すのも当然かもです(汗)。
そう言う場合は、特殊能力を持っていないのが人間って感じですよね。
後、人の定義としては、現代モノだと人は神にはなれない、的な表現も割合よく見かける気がします。人間は愚かで尊い存在だとかね。絶望しつつ、僅かに希望も残っている――みたいな。定番定番。
何故私が人について考えたのかと言うと、そう言うフィクションで語られる人の定義について結局なんなの、人って? と思った事にあります。
人って一口に言っても人の数だけ個性がある訳で、普通は一言で語れるものではありません。それを一言で言い表そうとしても、どうしても主語が大きくなりすぎるのです。
で、私が辿り着いた結論。人とは人の身体の事です。身体が本体です。魂は別です。人に宿ったから人と呼ばれているだけです。魂が他のものに宿ったら他のものです。猫に宿ったら猫だし、犬に宿ったら犬、ザリガニに宿ったらザリガニです。当然ですよね。
私達は今たまたま人の体に宿ったからこそ、人扱いされているんですよ。霊魂が本体だとか身体は借り物だとか、その考えも間違っちゃいませんけど。
人が人なのは人の身体を持っているからです。私からは以上です。上手く伝わっていなかったらごめんなさい。
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