人は欲深い生き物です
人は欲深い生き物です。宗教だってガンガン欲望のために利用されまくっています。教祖が教団を率いている間に歪んでしまう場合は論外だとしても、教祖の死後にその組織がどんどん路線変更していく話はよく聞く話です。
何がいい悪いとかじゃなく、本当に神様のために生きている人ってほんの一握りなのかも知れません。人は生きるために色々なものを求めてしまいますからね。
その人個人がそう生きるだけなら貫き通すのは難しくないのかも知れません。
けれど周りの人が絡んでくると様々な問題が発生します。そう言う人間関係のあれこれをうまく柳のように柔軟に対処していくのって、そうやりつつ信念を貫くのって本当に苦行だと思うんですよね。だからこそ組織化していくのかも知れません。そしていつの間にかその組織を維持していくために生き方自体が変わってしまう。
普通の人間社会で普通に生きていく事自体が修行なのだと言うのも、そう考えれば納得出来る話です。それだけ誘惑が多いのが人間社会なんですね。
人は綺麗事だけでは生きられません。だとしても譲れないものは常に持っていたいと思います。生きるためには何でもする、そうはなりたくないなと。
勿論人の心は変わり続けるので、今後も優先順位を変えられずにいられるかと言われれば分かりませんけど。物語みたいに愛する人のために手を汚すような生き方をするかも知れませんし。……今のところはそんな人が現れそうな気配もないですが(汗)。
歴史的にみても宗教を理由した悪事の多い事多い事。そしてそれは現在も変わらずに続いています、哀しみと憎しみの連鎖として。そう言う現状を見ればインテリな人が信仰自体を毛嫌いする理由も分かります。似て非なるものなんですけどね。本当はね。
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