心と言葉と行いを一致させる事

 古神道系の教団に共通している概念、それが心と言葉と行いを一致させると言うものです。心と言葉と行いを一致させる事を専門用語でまことと言います。

 心と言葉と行いを一致させると言う事はつまり嘘をつかないと言う事です。


 実際に嘘をつかずにいると言う事はかなり難しいものですが、真一筋に行動出来ると願った事も叶ってくるものなのだとか。神前でいくら願ったところで行いが伴わなければ意味がありません。それは嘘をついている事と同じだからです。


 頑張ると思って頑張ると口に出しても実際に頑張らないと意味がありません。心と言葉が違っていてはその言葉に力は宿りません。そう思ってそう口に出しそう行動する。真っ直ぐに芯の通った言動をする事で思いが不思議と繋がっていく様になるのだとか。


 神様に頑張るので願いを叶えてくださいと祈ったなら実際に頑張らないと効果は出ないって事ですね。まあ普通はただお願いするだけなんでしょうけど。


 私も心と言葉と行動は結構バラバラですねぇ。道理で何事もうまくいかないはずですよ。どうかこのエッセイを読んだ皆さん。どうか出来るだけ嘘のない生き方を。そうすれば運も開けてくるかも知れません。正直な生き方は心も晴れ晴れとしますものね。

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