ヘミシンク
ヘミシンク、皆さんは聞いたことはございますでしょうか? 簡単に言うとソルフェジオみたいに聞くだけで神秘体験が出来ると言う代物です。
ヘミシンクの提唱者はアメリカのロバート・A・モンローと言う人です。彼は放送業界で事業家をしながら、睡眠学習の研究などをしていたそうです。そこで体外離脱体験をしてその原理を追求していく中で、特定のサウンドパターンが人の意識に影響を与える事を突き止めます。
調整された音のパターンを聴く事で、その結果として右脳と左脳が同調して脳全体の同期現象が発生するみたいなんですね。この状態の事をヘミシンクと呼ぶようなんです。
体外離脱から始まったヘミシンクなので、どうしてもそこに注目する人が多いのですが、この技術は他にも様々な効能があるようです。モンローの長年の研究によって、ヘミシンクは心身の健康や知覚の拡大、創造力と問題解決、瞑想、睡眠と夢、学習と記憶などに効果があると分かったのだそうです。
このあたりは他のヒーリングミュージックの効能と似たような感じですね。
ちなみにヘミシンクの本当の音はソルフェジオ同様にただの音なのだとか。そこに耳障りのいい音楽をかぶせて音楽として聴かせているようです。
ヘミシンクはヘッドフォンで音を聴く事で効果を発揮します。音の振動で脳に刺激を与えるためなのでしょう、多分。まず最初に自分は大丈夫だと暗示をかけ、それから音楽を聴く事になるのだそうです。
本質的に危険はないそうなのですが、聴いている内に過敏で無防備に近い精神状態になるために、場合によっては良くない存在の影響を受けてしまう可能性もあるのだとか。
ヘミシンクの大きな特徴と言えばまさに体外離脱なのですが、そこにまた何段階ものレベルがあるのだそうです。レベルは便宜上フォーカスと呼ばれていて、フォーカスの低い場合は自分の周囲の範囲内での体外離脱ですが、ステージが高くなると宇宙存在、それより上のレベルの存在とシンクロする事も可能だとされています。ただ音を聴くだけなのにすごいですよね。
このヘミシンクは医療機関や大学との共同研究によって科学的にも臨床的にも証明されているそうです。50年以上研究されているのでそのクオリティも洗練されてきているようですね。
日本でヘミシンクと言えば第一人者の坂本政道氏が有名です。この記事で興味を持ってヘミシンクを詳しく知ろうと思ったら、氏の本を熟読する事をオススメします。
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