霊界

 霊界とは霊の所属する世界の事ですが、まだ科学的に存在を証明されてないが故に様々な説が唱えられておりますね。私が思う霊界もその仮説のひとつなので、将来的に霊界の実証が明らかになった時は真っ赤なウソだったりするのかも知れません。

 だから出来れば話半分で聞いてもらって、こう言う説もあるのか~受ける~。くらいに受け止めて欲しいと思います。


 私の信じる霊界の定義は日月神示や大日月地神示で示されている霊界のそれとなります。簡単に言えば多次元同時存在であり、私達が生活しているこの現実世界と同じ場所に存在していると言うものです。そう言う意味で言えばこに世界もまた霊界のひとつなのですね。だから見える人には見えてしまうんです。


 霊界の定義と言えば日本の場合は仏教思想がベースとなっているイメージが強いと思いますが、あれらも方便的に作られたものが多いのです。自分達の教義を正当化するためにない地獄を作り出したりもしてきました。


 そう、地獄はないんです。地獄のように見える場所も存在しますが、そこに住む霊人達はそこで生活するのが好きで住んでいるのであって、住人達にとってみればその世界はちっとも地獄ではありません。地獄と言う言葉で表現される罪を犯した罰で報いを受ける、そんな場所はないんです。それは方便です。


 人は死後、それぞれの魂に応じた場所に赴きます。そこには同じ波長の人しかおりません。なのでみんな幸せになります。霊界にも地上界のように太陽も月も海も山も川も霊人達の住む集落もあり、地上で暮らしていた時と全く同じ生活を営めます。


 霊界は想念の世界でもあるので、時間も空間も地上界のそれとは全く感覚が違います。思えばすぐにその場所に行けますし、そもそも物質の身体もないので老けません。心のままの姿なので若々しい人はずっと若いままでいられます。生きていた時に五体満足でなかった人も霊界では五体満足で健康で若々しい状態になります。霊界の時間の変化は状態の変化が現れた時に実感するもののようです。


 心のままと言う事は、思った事がすぐに伝わると言う事でもあります。なので嘘はつけませんし、人を騙す事も出来ません。生前の生活に慣れた人はそこで苦労もしそうですね。ただ、周りに気の合う人しかいないので、敢えて嘘をつく必要も騙す必要もないとは思いますが。


 霊界は想念の世界であり、同じ波長の者がコミュニティーを作るために無数の世界と段階があります。そうして違う世界の事を霊人は知る事がありません。違う世界がある事すら知らない霊人も多いようです。ただその間を取り持とうとする霊人達もいるので更に世界は広がっているとの事です。


 霊人も地上人のように言葉も話すし文字も使いますが、地上のそれとは違うようですね。高度なレベルになるほどひとつの言葉に多くの情報を表す事が出来る様になるのだとか。プログラムにおける圧縮言語みたいなものでしょうか。あーあーあーとかそう言う感じで多くの意味が伝わったりするのだそうです。


 高度な霊人にもなると文字もなく、ただゝと◯と+があるのみなのだとか。後、そう言う段階の霊界人の文字として数字のみが使用されている場合もあったりするそうです。これは数字には多くの意味を込められるからなのだとか。所謂数霊ですね。


 霊界人の食生活ですが、彼らも食事をするようです。霊界の食事とは霊人と霊食とが調和し、溶け合い、ひとつの歓喜になる事なのだとか。物質の身体はないので口以外からも食物を摂取出来るのだとも言われています。目からも鼻からも皮膚からも食事が出来、体全体で食べ物とひとつになるのですね。イメージとしてはアメーバが食べ物を取り込むような感じなのかなあ? この様子を外から見ると、どちらが食べてるのか分からないようにも見えるのだそうですよ。


 霊人の食は植物性のものを好み、動物性のものは好まないそうです。何故なら歓喜の度合いが違うからで、性質の近い動物性のものは食べても不快になってしまうのだそうです。逆に植物性のものは植物自体が動物に食べられるのが喜びなので、美味しく食べられるのだとか。


 人間が霊界に入った時は肉体に相応する霊体を持ち、その姿は完全に人間の体の形をとるものだそうです。人間の形は霊人の形であり、神の形であり、更に大宇宙の形でもあるとの事です。これはつまり全てが雛形であると言う事ですね。相似形でありフラクタルであると。宇宙にも手足があり胴があり目鼻口があり内蔵に対するそれぞれの器官もあるそうです。つまり宇宙は生き物だと、神の本体だと言う暗示かも知れません。


 肉体を捨て霊界に入ったからと言って、物質が不要となり物質界との因縁がなくなった訳ではなく、死後と言えども物質界と霊界とは極めて密接な関係にあるのだそうです。何故ならば物質界と関連のない霊界は存在せず、霊界と関係のない物質のみの物質界では呼吸し得ないものだからなのだとか。

 生前の霊界、生後の物質界、死後の霊界何れもが不離の関係に置かれ、互いに呼吸しあっているのだそうです。


 霊人は陽人と陰人とに別れ、陽人は陰人のために存在し、陰人は陽人のために存在しているそうです。この二種類の存在が絶えず結ばれ、または絶えず反しているようですね。この働きによって力を生み出し、呼吸し、弥栄えるのだとか。


 後、神示には霊界の政治形態も語られていますが、長くなるので割愛します。一言で言えば愛に基づいた政治をしているとの事です。


 長くなった上に支離滅裂になっている気がしないでもありません。理解出来なかったらごめんなさい。全ては私の力量不足です。ほんの一部でも何か得るものがあったなら幸いに思います。


 ちなみにこれらの内容の殆どは日月神示の二日ンじしんの巻の内容からの抜粋となります。執筆の際に多くの言葉が抜け落ちていますので、詳しく知りたい方は是非本文にあたってみてくださいね。

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