ひふみ祝詞

 ひふみ祝詞とは日月神示にも出てくる神秘の力を秘めた祝詞の事です。今「ひふみ祝詞」と検索すると様々な説が出てきます。そのどれもが基本的にすごい効果を持った祝詞だと言う説明になっています。作法にそって唱えれば様々な効果があるのだとか。ま、否定する人はとことん否定しますけどね。そう言う人はそれを続けていいと思います。


 ひふみ祝詞がどんなものかと言えば、日本語47音をそれぞれ一回だけ使って発声する祝詞です。最後に「ん」を入れて48音となります。これと同じ仕組みのものがありますよね。そう、いろはです。いろはもまた祝詞のひとつで、いろは祝詞とも呼ばれています。最近解禁になったアワの歌もまた同じ仕組みです。この3つは言霊の力を意識して使う祝詞だと言えるでしょう。


 ではひふみ祝詞そのものを書き出してみますね。


 ひふみ よいむなや こともちろらね 

 しきる ゆゐつわぬ そをたはめくか 

 うおえ にさりへて のますあせゑほれけ


 この祝詞の唱え方も色んな人が色んな唱え方をしているのですが、正式な唱え方は3、5、7と区切って読むものなのだそうです。最後の「ほれけ」は「ほーれーけー」と伸ばすようにしてください。


 ただ唱えるだけでも効果はあるそうなのですが、唱えている時に感謝の心で唱えるとか、ホツマ文字をイメージする、音の響きをイメージすると言う方法で更に心身にもいい影響があると言われています。


 このひふみ祝詞は出だしが数字の読み方で始まる事からも分かるように、数霊の力が宿るとされています。それに対して言霊の力が宿るとされているのがいろは祝詞です。このひふみといろは、神示によると表裏の関係にあるのだとか。なのでどちらも大切なのですね。


 祝詞の意味とかは天照大神が岩戸にこもった時に使われたものだとか、他にも沢山の意味が考えられています。きっと数霊で解釈するとか、何通りもの意味のあるものなのでしょう。どれが正解か分かりませんが、どれも正解なのかも知れません。


 一部の人はこの祝詞が日月神示由来だと思っているみたいですが、ずっと昔から日本に伝えられてきたもので、歴史は相当に古いものです。

 古来より伝わる神秘の力を込めたひふみ祝詞、この祝詞を覚えて事あるごとに唱えるのもいいかも知れませんね。

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